【ネタバレ】綾瀬はるかVS吉川晃司 時空を超えた邂逅!バルサが本当に故郷へ帰った日「精霊の守り人 3最終章」 第5話感想あらすじ

年内最後の放送となった「精霊の守り人 最終章 第5話」は、バルサ(綾瀬はるか)が本当の意味で故郷に帰った日のお話でした。

幼き日に連れ去られ、二度とその地を踏むことはないと思っていたふるさとカンバルに受け入れられたその日、時代は大きく動き出したのです!もう、今回もあっと驚く展開が待っていますよ~。では、簡単にあらすじを追ってみましょう。

「精霊の守り人 3 最終章」第5話 あらすじ|明らかになる”山の王”と”槍舞い”と”ヒョウル〈闇の守り人〉”の謎。

ログサム王(中村獅童)に謁見を求めたチャグム(板垣瑞生)は、王の槍と並び立つバルサを見て驚愕します。「バルサは自らここに来た。そして王の槍となった。必要とあればお前を殺すぞ」ログサム王はふたりの心をもてあそぼうとしますが、バルサははっきり言い切りました。「いえ、私は今でもチャグム皇太子の用心棒です」

ログサムは苦々しく思いますが、これで山の王と戦をするにふさわしい人材が手に入りました。王は、バルサが山の王に勝てば喜んでロタ王国と同盟を結ぶといいます。そのかわり、負ければ死だと。そして準備を終え、王の一行は儀式に向かいました。

王の槍たちは、現れたヒョウル(闇の守り人)と闘い、敗れていきます。最後に残ったのはやはり、バルサでした。そして、対する山の王から放たれた最強の刺客は、何年も前に死んだはずのジグロ(吉川晃司)だったのです!

ヒョウルとは死んだ武人たちの魂。みなは自分の祖先たちと闘っていたのでした。

バルサは葛藤しながらもジグロと槍を交えます。ジグロと心を重ねて槍舞を舞ったバルサは勝利し、とうとう山の神の最後の扉が開きました。

意識を失ったバルサを置いて、ログサム王は山の神に闘いを挑みます。ところが、先だって死んだはずのカグロが先頭に立ち、王を拒みました。ジグロに殺された王の槍たちが反撃の槍を突き立てようとしたとき、息子ラダール(中川晃教)が王をかばい、すべての槍を身に受けます。

呆然とするログサム。

「山の神よ!父をお許しください!」扉の奥から眩しい光がさし、バルサとラダールは光に包まれました。気づいたときには、ふたりは目を覚ましており、となりには大きなルイシャが光っていました。

ログサムはカグロたちと同じ精霊になり消えてしまったようです。ラダールは山の神に認められ、新たな王となったのです。

バルサは、ユーカ(花總まり)の元へ帰ります。「おかえりなさい、バルサ」温かな抱擁に、バルサは涙を流しました。

「精霊の守り人 3 最終章」 第5話 感想|ずっと心の奥に秘めていて誰にも言えなかった本音をジグロにぶつけたバルサとそれぞれの”心の浄化”

今回のメインは、ルイシャ贈りの儀式です。というか、それしか起こってない。にもかかわらず!内容が濃すぎます!それというのも、山の王が送り出してきた最強のヒョウル(闇の守り人)が、ジグロだったからなんですね~。ラスボスの手前に立ちはだかるでっかい敵という雰囲気でしたが、バルサにとっては彼・ジグロこそが、自分の人生を支配してきた最大の敵、ラスボスだったのです。チャグムがつぶやいていたこと、覚えていますか?山の王の扉の前で「ここはまるで心の底みたいだ」と言っていましたね。

「我々の心と重なっているようなナユグだ」と。

バルサは、自分の心の奥底におりて自分自身を縛っている深層心理と向き合っていたのだといえるでしょう。ただ、ちょっと複雑なのは、ジグロもまた本物のジグロだという点です。ここにヒョウルとして現れたジグロは、「バルサの心の中で作り上げられた幻」というわけではありません。彼の魂は山の精霊と重なり合って生きているわけで、ジグロはやっぱり本物のジグロなのです。時間も空間も超えたふたりの邂逅は複雑で、美しく、壮絶なものでした。見ていて心が震えましたよ。

バルサの生き方をどう思いますか?彼女は、女の身で用心棒なんてやっています。自分を育てたジグロが、友を殺した償いに同じ数だけの人を救うという誓いを立てて生きてきたのを見て、自分も同じように生きているのです。いつ死んでもかまわないとでもいうように修羅の道を歩んでいます。しかし、シーズン1ではチャグムを、シーズン2ではアスラ(鈴木梨央)を守り抜いたように、彼女の胸には優しさと穏やかな暮らしに対する渇望があることはわかります。何より、バルサにはタンダ(東出昌大)がいます。

それなのに、バルサは自分の幸せのために生きようとはしません。ジグロの死後、バルサは贖罪のために生きてきたといえるでしょう。バルサが自分自身の人生を生きるためには、罪悪感の源であるジグロと対決し、許しを得る必要があったのです。

しっかし、似た者父娘ですよね~、このふたりは。ジグロは、自分の人生を大きく変えたバルサを恨んでいたでしょう。しかし同時に、彼女がいてくれて幸せだったと死ぬ直前に告白もしています。バルサは、自分の命を救い、自分のためにすべてを捨てたジグロを愛していながらも、こんな生き方を強いたジグロを恨んでもいます。「しあわせになれといいながら、なぜ槍を教えた?!」そうですよね~、ごもっともですよね~。自分を守る必要があるから、というのは大義名分で、ジグロは武人として弟子が欲しかったのだと思うのです。自分の槍を継ぐ誰かが欲しかった。それは、ログサムが言ったように「いつかカンバルに最強の槍をもたらすため」なのかもしれないし、もっと自己中心的な動機からなのかもしれません。

そもそもログサムも、ジグロに愛されたかった人だから、いいように解釈しちゃうんですよね。でも、ジグロだって人間。彼も迷いながら揺れながら生きていたんじゃないでしょうか。バルサも同じです。

いっそあのとき、自分を見捨てていてくれればよかったのに。そうすれば、死にそうな思いで槍の訓練を積み、人を殺してまで生きる必要はなかったのに。どうせわたしのことなんて足手まといだったんでしょ!とジグロを恨みながら、やっぱり愛しているのです。バルサの人生は、ジグロの人生をなぞっているようなもの。そんな愛娘を、ジグロは解放します。「タンダのもとへ行け」と。いきなりタンダの名前が出たのでちょっとびっくりしましたが、それもそのはず。ジグロの魂は、彼を愛する女性ユーカが待っていてくれたからこそ、カンバルに帰ることができたのです。だからこそ、バルサには、生き ている間に愛する人のもとへ行けと伝えようとしたのでしょう。もう闇の中を生きる必要はないんだ、と言いたかったのかな。

”ヒョウル”ジグロを倒したことで、ルイシャも贈られたわけだし、バルサはジグロの念願を果たし、カンバルを救ったのです。ジグロも満足して成仏?したと思います。

ずっと心の奥に秘めていて誰にも言えなかった本音をジグロにぶつけたバルサ。反抗期の娘みたいでしたけど、これですっかり浄化されたと思います。だってユーカに会いに行ったときのすっきりした顔!冒頭のすんごい人相わるかったバルサとは大違いですよね。人は、自分とかかわった誰かのことを100%愛することはできないし、100%憎むこともできないのではないでしょうか。

そしていつも、自分の生き方に迷いながら悩みながら生きていくしかないのでは?それでも愛する人がいるということが、生きる喜びなのではないかな~と感じました。本当の意味で、やっとバルサは故郷に帰ることができたんだな、と胸熱です。

ヒョウルになったらしいログサムはカグロたちと元気にやってるかな~などと思いつつ、次回、物語は新たな局面に入るようです。温和なラダールがカンバル王になったし、約束通りロタ王国と同盟を結び、新ヨゴ国を助けてくれるでしょう。

ここでようやくディーンさまの出番ですよ!予告でちらっとお姿を拝見しましたが、相変わらずの優男風。

南部の部族長を押さえることができるのでしょうか。ちょっと不安です。しかし、問題は現場です!事件は常に現場で起きているわけで、最前線にいるタンダは大丈夫なのか心配。次回は年明けの放送になりますから、お正月休みの間にシーズン1とシーズン2をおさらいしておくのがいいかもしれませんね!

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