カリオストロの城と多くの共通点がある作品|ルパン三世 イタリアンゲーム ネタバレ

「カリオストロ家」の子孫が登場する作品。

テレビスペシャルとして放送された「ルパン三世 イタリアンゲーム」は、1979年に公開された映画「ルパン三世 カリオストロの城」とさまざまなつながりがある作品です。

初回放送は2016年の年明けの1月8日で、歴代テレビスペシャルで唯一、ルパンが「赤いジャケット」を着ていない作品です。

登場人物には、テレビシリーズ第4シーズンの準レギュラーのレベッカ・ロッセリーニが登場し、一時的にはルパンと結婚をするところも描かれました。言い換えると、イタリア系の財閥令嬢とフランス系の大泥棒が結婚したともいえます。

そして今作の舞台がサンマリノ共和国。

ロッセリーニ家はこの国の9大財閥の一つとして描かれ、反対に、今作で黒幕だったカリオストロ伯爵の子孫であるバルサモ家は、没落して久しい落ぶれた貴族という設定でした。

「サンマリノ」という国はあまり知られていないかもしれませんが、ヨーロッパに実在する国です。

私自身その名前を初めて聞いたのは、なぜか、高見沢俊彦でした。そのあたりの詳細は後ほど。

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サンマリノ建国と白黒の市松模様

このサンマリノ共和国にある民主主義者党は、もともと「サンマリノ共産党」でしたが、実はサンマリノは、世界で初めて自由選挙制度での「共産党政権」が誕生した国でもあります。

サンマリノ共産党 – Wikipedia

またサンマリノ共和国を建国したのが現在のクロアチアのダルマチア地方出身の石工という伝承がありますが、石工といえば、すぐ思い浮かぶのが「フリーメイソン」です。

この石工の出身地である「ダルマチア」はダルメシアン犬の原産地と考えられています。

犬種であるダルメシアンの特徴は「白黒」の斑点ですが、フリーメイソンも、その建物の床に「白黒」のタイル(モザイク舗床)を入れることが有名です。


ご紹介したのは、「ゴッサムホール」という場所での、岸田総理とビル・ゲイツの会談の様子ですが、「ゴッサム」といえば、バットマンシリーズでは「愚民の街=ゴッサムシティ」として描写されています。

岸田総理とゲイツは、「愚民のホール」で何を話していたのでしょうか。大衆を不幸に陥れ、自分たちだけがいい思いをする政策でも話し合っていたのでしょうか。

ちなみにコミック内ではゴッサムシティの場所として、実在する「ニュージャージー州」の地図を使っているそうです。

ちなみに、マーベル映画「スパイダーマン」シリーズで、主人公たちが使っていた空港があるニュージャージー州ニューアークは、アメリカで6番目に治安が悪い都市としてランクインしています。

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話をフリーメイソンとチェッカー柄・市松模様に戻しますが、東京タワー近くにある「東京メソニックビル」の、フリーメイソン日本グランド・ロッジの床も、市松模様になっています。

フリーメイソン秘密の儀式部屋に潜入! 超重要な「二つの石」の意味

冒頭からフリーメイソンの兆候ばかりの今作ですが、まずは、カリオストロの正体から見ていきます。

まるでスパイのような現代のカリオストロの正体

今作で描かれるカリオストロは、1700年代に生きたフリーメイソンであるアレッサンドロ・ディ・カリオストロの人物像をほぼそのまま利用しています。

劇中で使われている写真も、実際のものを使っています。

現実のカリオストロはフリーメイソンで、ルパンと同じく義賊と言われており、イタリアのシチリアで生まれ、修道院で育ったそうです。また作家として知られるゲーテやシラーの降霊術が描かれた作品は、カリオストロがやっていた降霊術をモデルにしているそうです。

ちなみに、シラーもフリーメイソンで、シラーの書いた詩「自由賛歌」(独: Ode An die Freiheit[1]、仏: Hymne à la liberté[2] 1785年)」をもとに楽曲にしたのがベートーベンの「第九」です。で、このシラーの「自由賛歌」は、フリーメイソンの儀式の様子を描いた作品だったそうです。

そして「新世紀エヴァゲリオン」でも「第九」が使われていたそうです。

神格化されたベートーベンの経緯を描いたNHKのドキュメンタリー番組がありましたが、その結論が「ベートーベンは大酒飲みの気さくなおじさんで、第九は酒の神バッカスに捧げられた曲だった」というものでした。

第九の真実? – The Fool In The Valleyの雑記帳

ヒトラーなどによって、散々「神々しいベートーベン」のプロパガンダが終わったかと思ったら、今度は、「身近なおじさん」のプロパガンダが始まったようです。手を替え品を替え、まだまだベートーベンを売り込みたいようです。

ベートーベンが登場したことで、音楽の自由度が広がったことは事実ですし、第九のプロット自体は素晴らしいとは思います。しかし、やはりその内容を知ると幻滅してします。酒の神は信じていないので(笑)。

聖徳太子や役小角のエピソードのように、嘘か本当かよくわからない伝承や伝説、言い伝えが世界中にありますが、カリオストロもベートーベンも、その後の人たちが後付けで神格化した側面が大きいと思います。

ベートーベンが政治的に利用されるたびに、本来の姿が歪められたように、稀代の詐欺師とされるカリオストロもまた、実際どんな人物だったのかはよくわかりません。

また同時に、落語の世襲制のように見えることもあります。

アドルフ・ヒトラーやスティーブ・ジョブスや志村けんは実際には死んでおらず、偽装死をしてどこかで暮らしているという類の話がいくつもあります。これはコナン・ドイルが「シャーロックホームズ」で描いたものでもありますし、ルパンも度々変装して、死んだと思わせることがあります。

また、プーチンやバイデン、岸田総理や天皇家など、公的な人物の中には、影武者が存在することも一部では知られていて、美容整形業界はこのような権力の維持のために存在していることも考えられます。

イルミナティにとって扱いやすいので、大統領などの著名人は「バカな方がいい」ということを聞いたことがあります。台本通りに動いてくれるプーチンに似てる人がいれば、あとはVFXやメイクや整形などの特殊技術で、如何様にでもプーチンという「襲名制度」を維持できるのです。

このようにして世界情勢はイルミナティによって、コントロールされているのでしょう。

実は19世紀まで人類の80%は字を読めなかったと言われています。その時代は口コミがほぼ全てだと言っても過言ではありません。つまり、言い伝えは広がるものの、その情報が事実かどうかはわからないわけです。映画「影武者」を見て思った人も多いともいますが、写真のない時代に武田信玄の顔を、正確に思い出せる人がどれだけいたのか。そもそも、庶民は偉い人が近くに来ると顔を伏せるという文化だったので、まともに顔なんか見たことはない。

「実は俺が武田信玄だ」と言っても誰も疑問に思わなかったのかもしれません。

ともかく、稀代の詐欺師カリオストロ伯爵も、マスコミが作り上げた半分本当半分嘘の虚構の存在だった可能性が高いといえます。

そこで、今作でカリオストロ伯爵の子孫がどのような動きをしていたのか、今一度その動きを残しておきます。

現在のバルサモ家(カリオストロの子孫の一族)の当主がガスパーレ・バルサモという人物です。

普段のガスパーレは気の弱そうな、落ぶれた貴族。だたしガスパーレは「宝」に辿り着くために、イタリア警察のセルジオ警部やチェスをしながらオタクと駆け引きをしていた仮面伯爵、そしてレベッカにつきまとうパパラッチのサロに変装するほどの「演技力」がありました。

このようにルパンたちの思惑を利用して、最終的に自分に有利になるように賢く立ち回っていたのがガスパーレでした。

彼の動き、言い換えれば優秀なスパイとも言えるのではないでしょうか。

サンマリノのお隣の街にある「サンレオ城」

そんなカリオストロが残した「お宝」は、リベルタスの王冠というものでした。

この王冠の保管場所を知るのは、サンマリノ共和国の九つの領土の長である通称「九つの城」の九人のみ。

そしてリベルタスの王冠が保管されていたのが、「サンレオ城」というお城で、劇中では、半年ほど前に歴史的遺産があると報道されたお城として描かれました。

このサンレオ城の地下牢獄に、カリオストロ伯爵が幽閉されたことがあり、実はカリオストロは、密かにここで「宝石を作り」、地下に、カリオストロのアトリエがありました。

現在では使われなくなっていたアトリエにあった最後のお宝である「指輪」を取り上げると、融解剤が流れ出して城が崩壊する仕掛けになっていましたが、ガスパーレは、その事実に気づかず城を崩壊させてしまうのでした。

そして驚くべきことに、この「サンレオ城」は実在するお城でした。

サンマリノの西側のイタリアにあるのが「サン・レーオ San Leo」という自治体(コムーネ)で、ここにサン・レーオ城があり、今作「イタリアンゲーム」と、宮崎駿の手がけた「ルパン三世 カリオストロの城」では、外観をそっくりそのまま使われています。

https://twitter.com/OzhXszIE4Ug2dvN/status/1052924636088938496

そしてなんとも不思議なのがサンマリノ共和国が、日本人に送った「ナイト・騎士」の称号の話題です。

冒頭でも少し触れましたが、三人組のロック・バンド「THE ALFEE」の高見沢俊彦が、コロナ禍の2019年に、サンマリノ共和国から「騎士」の称号を受けています。

同年3月3日、サンマリノ共和国より、主に芸術文化の分野における貢献を認められた人物を対象とする『聖アガタ勲章』の「Cavaliere ufficiale (Knight Officer)」を贈られた[5]

高見沢俊彦 – Wikipedia

調べてみるとこの「聖アガタ」は、250年頃「火炙り」で殺された「シチリアのアガタ」が由来だそうです。

シチリアのアガタ – Wikipedia

アガタは英語では「Agatha アガサ」と読みますが、マーベルコミックでは、邪悪な魔女アガサ・ハークネスというキャラがいます。この魔女アガサは、2023年以降に、単独主演となる映画の公開も控えています。

また小説好き・本好きの中では、アガサといえば「アガサ・クリスティ」だと思うのですが、なんとなく「彼女も魔女っぽいな」、と調べてみたら、なんと、彼女を魔女として登場させている漫画がありました。

魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う – Wikipedia

小説や漫画、映画、ドラマなどで描かれていることは、実は実際に起きたことなのでは?という問いをコンセプトにしたのが当サイトなのですが、ドラマ化もされた「賭ケグルイ」の原作者である河本ほむらは、魔女系のプロパガンダを担当しているのかもしれません。

ともかく、悪魔に取り憑かれたから「魔女」なのであって、魔女はただただ危険な存在です。

危険な存在からはできる限り距離を取り、また、どうしても相対さなければならない時のために、ラプトブログで、真実や真理を身につけて、戦える準備をされることをお勧めします。

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