アレルギーと伝染病の裏側を暴露したボンド映画|女王陛下の007 ネタバレ

サブカルチャーが一つの節目を迎えたと言える1969年に公開された、007シリーズの映画「女王陛下の007」。

ジョージ・レーゼンビーがボンド役を演じた最初で最後の作品です。

今作は「スペクター(2015)」、「ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021)」と対になるような作品の一つで、今作と「スペクター」は挿入曲(ルイ・アームストロング)が同じです。

ルイ・アームストロングの「愛はすべてを越えて」(”We Have All the Time in the World”)が挿入曲ですが、実はこの曲のチャートアクションは芳しくなかったと言われています。

1994年にイギリス・ミュージックウィーク誌で3位になったという謎のチャートアクションがありました。

今作もまた、さまざまな支配層による「プロパガンダ」が仕込まれています。

一つずつ見ていきましょう。

人工的な家畜伝染病

個人的に驚いたのは、1969年の時点で、人工的に細菌兵器を使った騒動を起こしているという描写があることでした。

ブロフェルドがやった「人為的な家畜の伝染病」です。

これは、2024年現在の日本でも度々行われている信じ難い事実です。

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食品などの値上げが続いている2024年8月頃に、米不足がニュースになりました。

しかし、これらは先物取引で暴利を貪ろうとする「投機家」のせいであると同時に、長年の政府(自民党)の農業政策による影響であることも明らかになりました。

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善良な農家は、やりたくないと思いつつも、農業界の仕組み上、米不足に加担せざるを得ないのです。

農家の行動を誘導しているのは、他ならぬ政治が決めた法律や決まり、または「慣例」なのです。

すぐに変化するということは難しいかもしれませんが、国民にとって本当に良い形の農業になることを願っています。

ヒッピー文化真っ只中のメディチ家

今作では「メディチ家」が一瞬だけ登場します。

ボンドが「紋章院」を訪れるエピソードです。

デ・ブルーシャン伯爵(ブロフェルド)が、爵位を手に入れるために紋章院の検査を受けるというエピソードで、デ・ブルーシャン一族には耳たぶがないという描写があり、その流れでメディチ家の特徴は「鷲鼻」だと言及されます。

実はメディチ一族は、ナチス、スピリチュアル、ヒッピー、麻薬文化の源流でもあります。

RAPT | RAPT×読者対談〈第108弾〉世界はアーリア人(秦氏)とチュルク族(月派・出雲)の抗争の上に成り立っている。

ナチスの源流がメディチ家であることは、あまり知られていないかもしれません。

そして今作ではフォードが協賛しています。

フォードといえば、ナチスと近しい関係を持っていた人物であったことは有名な話です。

ヘンリー・フォード – Wikipedia

ラプト理論のおかげで、ナチスの最終目的の一つにユダヤ人国家を作ることがあったことが明らかになっています。

彼はただユダヤ人を差別をして自ら悪者になり、「ユダヤ人を差別する者は悪人である」というイメージを全世界に植え付けようとしただけです。そうすることで、かえってユダヤ人の人権が守られるように世界を誘導していったのです。

RAPT | ヒトラーによるユダヤ人大量虐殺はなかった。その背後に隠された誰も語らぬ「河豚 (フグ) 計画」とは。

しかもその黒幕は日本の「天皇家」でした。

RAPT | 満州国へのユダヤ人移民計画が失敗し、パレスチナにイスラエルが建国されるまで。または「河豚計画」が声を大にして語られない理由。

上の二つのリンク記事を読んでいただければ、天皇家がどのようにナチスと関係しているかがわかります。

つまり、アメリカの実業家のヘンリー・フォードも「反ユダヤ」を装いながら、ナチスに協力してユダヤ人国家を建国する「河豚計画」に加担していたという可能性も考えられます。

アメリカの有名人のほとんどがユダヤ人であるため、ヘンリー・フォードがユダヤ人である可能性も非常に高いと言えます。

「ユダヤ人」といえば、東京オリンピックが開催された2021年にも、ユダヤ人のイメージアップを目的とした茶番劇がありました。

【李家=ユダヤ人の悪あがき】五輪ショーディレクター小林賢太郎の解任は、「ユダヤ人を差別したらこのような目に遭う」と見せしめるための茶番劇 | RAPT理論+α

日本の政治家・芸能人や上級国民は、そのほとんどがユダヤ人であることが明らかになっており、これらもユダヤ人同士の茶番劇だったわけです。

ユダヤ人は全世界に散らばり、各国に潜伏して富や権力を吸い尽くしてきた寄生虫 | RAPT理論+α

【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.38 – 失われたイスラエル10支族が“東”を目指したのは、「救い主」の出現を妨害するためだった!! | RAPT理論+α

映画はフィクションであり、現実とは関係がないとされていますが、実は現実とも密接に関わっています。

インターネットが普及したことによって、悪人たちの悪事が次々と暴かれるようになり、裏を知ることで、庶民が不当な苦しみを味わっているということが、克明に分かるようになりました。

このようなことを知ることができるのは、インターネットの恩恵だと思いますし、悪人たちの悪をしっかりと証拠とともに「これは悪いことだ」と情報発信している方々のおかげです。

その中でも「ラプト理論」では、心の救いにも通じる情報をこれでもかというほど、無限に発信してくださっています。

ぜひ一度、サイトを訪れてみてください。

<真実を知るニュースサイト>
RAPT理論+α

世界観

波止場を放浪する(言葉の綾)|休暇でどこに行くのか聞かれたボンドが波止場を放浪すると答える。この波止場はマフィアの支配下の代表的な場所のこと。つまり、マフィアの仕事に関わるということを意味している。ホテルで誘拐された後に連れて行かれた場所も波止場で、ここにドラコの事務所がある。ドラコを演じているのはイタリア人。
死の天使たち|ブロフェルドの支配下で、アレルギー治療を口実にした催眠洗脳を施され、細菌戦争の発生源として利用される女性患者のこと。彼女たちが細菌を最初にばら撒く「スーパースプレッダー」となる。「死の天使たち」は、この研究所だけでなく、世界中に存在している。退院するクリスマスの日、その仕上げとしてプレゼントが渡される。このプレゼントは遠隔通信装置であり、スプレーも同封されている。折りたたみ式の手鏡サイズのレシーバーは、毎日12時に開けることでブロフェルドと通信し、さまざまな指示が与えられる。
ベッドラム作戦|ブロフェルド追跡の任務の通称。
紋章院|十三人の貴族で構成され、紋章と系図の管理、監督をする組織。委員は上級、中級、下級紋章官にランク分けされる。クラレンス上級紋章官の創設は1334年。サマセット中級紋章官は1448年。ベザント=金の玉という意味。爵位が与えられるほど正当な家系であるかを調べる際は、外見的遺伝的特徴も判断基準の一つになる。ブルーシャン家は「耳たぶがない」、ハプスブルク家は「薄い唇」、メディチ家は「鷲鼻」。
ユニオン・コルス(コルシカ同盟)|コルシカ系マフィアのこと。ボスがドラコ建設社長のドラコ。コルスはコルシカ島(フランス南東部沖)からフランス地域のことでもある。ヨーロッパ最大の組織という設定で、この地域全体を牛耳っているとも考えられる。ジェームズの個人的な行動を手助けし、ヘリコプターを3機出して、トレーシーを助けに向かう。ドラコは「自分たちは赤十字で衣料品を運んでいる」、「新聞協会の代表がいる」など嘘をついてブロフェルドらの妨害をかわす。
スペクター|スペクターは霊というような意味。ブロフェルドの組織。
スペクター specter (幽霊 英語) ヨーロッパの神話・民話 :幻想世界神話辞典

WHO/世界保健機構|ブロフェルドは全面的な恩赦、隠居に合わせて爵位の公表をWHOと紋章院やイギリス政府に要求。

人物

M|階級は提督。蝶の標本あつめが趣味。蝶に詳しい。

マルク・アンジェ・ドラコ|ドラコ建設社長。カクテルはカンパリが好み。ユニオンコルスの首領。コルスは「コルシカ」の意味。テレサの父親。部下の一人がブロフェルドに寝返った。十字軍と近い関係にある。土建屋の社長であるドラコがヨーロッパ最大の犯罪組織のボス。ただしスペクターの方がより規模が大きいが、合法的な事業ではドラコ建設の方がヨーロッパで強い。建設、設備、農林、不動産など。1964年の金塊強盗の件(映画「007/ゴールドフィンガー」のこと)で、Mに恨みを持っている。ゴールドフィンガーが画策した「グランドスラム計画」の利害関係者の一人だった様子。

ブロフェルド/デ・ブルーシャン伯爵|デブルーシャン家は耳たぶのない一族。アウグスブルク出身。今作では「爵位」を得るために、紋章院に申請を出している。アレルギー研究をし、伝染病を流行させた。ブルーシャン家の墓は聖アンナ教会にある。家畜の伝染病を流行させたのはブロフェルド。オメガウイルスによって細菌戦争を始めようとしている。植物や動物の絶滅をさせ、全生命を永久に地上から抹消させるという計画だった。これは生命が「不妊不毛」になることを意味する。ジェームズとのボブスレーでの格闘の末、首が木の枝に引っかかり意識を失う。一命を取り留め、ジェームズの挙式の日にジェームズとトレーシーの乗った車を、秘書のブントとともに急襲。これにより、トレーシーが被弾して帰らぬ人となる。
イルマ・ブント|ブロフェルドの秘書。ブントは船の用語で「緩んだ帆」を意味するドイツ語。
スペクターNo.10
グンボルト|スイスの弁護士。ブロフェルドの爵位申請書類をジェームズに盗まれる。事務所の向かいで行われている工事の作業員が、ジェームズに金庫の暗証番号を解読する装置を受け渡し、ジェームズは中の書類(ブルーシャン伯爵あての手紙)をコピーして、情報を盗み出した。
死の天使の国籍|全て女性。イングランド(ランカシャー・鶏アレルギー)、ハンガリー、オーストラリア、アメリカ、イスラエル、ドイツ、アイルランド、ウェールズ、ノルウェー、中国、インド、ジャマイカ。

ジェームズ・ボンド|中佐。オソー・ル・ボン卿の一族。1387年に荘園を買収した貴族。ボンド準男爵の家系。
トレーシー/テレサ・ド・ヴィンセンゾ伯爵夫人|イタリアの伯爵男性と結婚するが死別(情婦と事故死)。ボンドと結婚するが、挙式を上げた直後にブロフェルドによって殺害される。 父はドラコ、母は英国人で山賊を見るためにコルシカにきた。テレサが生まれた後母親は亡くなり、その後、テレサはスイスの寄宿学校へ入学。そこで「国際的な不良」になり、仕送りを減らされた末、さらに親子関係が悪化。ジェームスとテレサが結婚することが父ドラコの願いだったが、実際に、願っていた通りになった。

地名

デ・ブルーシャン研究所/ピッツ・グロリア|アルプスの山荘。ブロフェルドのアレルギー研究所。十二人の女性たち「ブロフェルドの死の天使」に催眠術をかけて、殺人ウイルスを世界中にばら撒いて、各国を恐喝する計画の拠点だった。枯れ草からカキ、肉などあらゆるアレルギーの研究をしている非営利団体。この施設は以前はスポーツクラブだった。患者の精神状態で微妙に左右されるので、厳しい規則が必要となる。心理療法やワクチンが必要で、ワクチンは患者に合わせて合成しなければならない。研究に協力する患者は、治療費が無料になる。食後、各々が部屋に戻ったタイミングでブロフェルド本人の音声による「洗脳タイム」がある。そこでは患者が病気を克服する様が説明され、患者は目を閉じて聞き入る。アルプスの山奥に研究所があり、そこに入り込もうとしたスパイは山岳事故で死んだと見せかけて、殺される。
ポルトガル|ジェームズとテレサが出会った場所で結婚式を挙げた場所であり、テレサが暗殺された場所。
闘牛|トレーシーとジェームズが二度目に会った場所。ここでトレーシーはジェームズが父親との打算的な関係の中で自分と会っていることを悲しみ涙を流す。
グンボルトの事務所|このビルの床は白黒の市松模様。

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