BSプレミアムで2017年7月から放送のドラマ「シャーロック」
これまでに、3つのシーズンとスペシャル版、クリスマス・ミニストーリーが作られ、ついに日本でも最新のシーズンが放送となります。
ここでは、シーズン4の各話のゲストや登場人物の出来事をまとめています。完全にネタバレしています、ご了承ください。
ドラマ【シャーロック 4】主要キャストの出来事まとめ
シャーロック・ホームズ ベネディクト・カンバーバッチ 声:三上哲
<第1話>
ジョンとメアリーを守ると約束したが、目の前でメアリーの命を奪われる。そのことから、ジョンのセラピストのエラにカウンセリングを受ける。ジンジャーナッツクッキーが好物。「♪迷子の私誰が見つける。古いブナの木の下」(メアリーに睡眠薬で眠らされ昏睡状態のシャーロックの脳内流れていた曲の歌詞)
<第2話>
ジョン・ワトソンが通う新たなセラピストをジョンが決める1週間に予測し当てる。フェイス・スミスを装ったユーラスの依頼から、カルヴァートン・スミスが連続殺人鬼であることを推理。シャーロックの体は薬をやりすぎて「死体の方がマシ」という状態。カルヴァートンが連続殺人鬼だったことにより「わずかなデータで、どんなことでも予測できる」という仮説を立証したと思ったが、ユーラスが実際にシャーロックの元を訪れていたことから、完全に立証したとは言えなくなる。キッチンは覚せい剤の製造所となっていた。「事件が解決しないと壁を撃つ。朝食がないと冷蔵庫に空手チョップ。答えわからないと、ナイフで刺す。」など、実は感情的な人物(ハドソン夫人)。ワトソンの杖に3週間前から盗聴器を仕込んでカルヴァートンの自供を取る。メアリーが与えてくれた自分自身の価値をどう活用すればいいかわからないと悩む。
<第3話>
マイクロフトと7歳違い。幼少期の親友、ヴィクターとの海賊ごっこで「黄色ひげ」。赤ひげ(ヴィクター)の死後、人格が変わってしまった。それまでは、兄弟の中でいちばんのしっかり者。シェリンフォードに潜入するためシェリンフォードで働く<ランダース>に扮装。ユーラスから送られたステラディヴァリウスで、事件後に言葉を失ってしまったユーラスとヴァイオリン二重奏をする。
子供時代のシャーロックを演じたのは Tom Stoughton
ジョン・ワトソン マーティン・フリーマン 声:森川智之
<第1話>
シャーロックをかばい命を失ったメアリーの死に苦しみ、シャーロックと距離を置くようになる。謎の女性と出会う。
<第2話>
メアリーをシャーロックに殺されたと思い、メアリーの幻影が見えている。セラピストを近場の人に変える。入院するシャーロックに餞別として杖を置いていく。人から助けられる自分が許せない。恋愛は人間を完成させるとシャーロックを説得。メアリーは浮気していた僕のことを誤解していたといい「僕はメアリーが望む男になりたい。」と告白し泣き崩れる。(ロージーは)子供の歴史において前例を見ないほどに完璧に可愛い。ハドソン夫人から可愛いバカな医者だと思われている。
<第3話>
銃に詳しくシャーロックの推理を助ける。元第5ノーザンバランド・フュージリアーズ所属。
メアリー・ワトソン(モースタン) アマンダ・アビントン 声:石塚理恵
<第1話>
シャーロックを撃とうとしたノーバリ夫人の銃弾に倒れる。傭兵部隊「A.G.R.A」ではロザムンド(世界のバラ)を名乗っていた。メアリーという名前が好き。アメリカ国籍の偽名はガブリエル・アッシュダウン。
<第2話>
幻影としてワトソンの前に現れていたが、ワトソンがプラトニック浮気していたこと、そして、メアリーの望む男になりたいと告白したことで幻影は消える。
<第3話>
ジョン・ワトソンへ「MISS YOU」と書かれたディスクにメッセージを残す「・・・本当のは(2人が)どんな人間かなんてどうでもいい。大切なのは伝説、事件、そして、冒険。絶望し愛されず迫害を受けた人間が、最後に逃げ込める場所がある。誰でも話を聞いてもらえる場所。人生で奇妙なこと、ありないこと、恐ろしいことが起きてしまった時の最後の希望。誰もがお手上げでも、むさくるしい部屋で議論を交わす2人の男がいる。今までもこれからも2人はずっとそこにいる。私が知る最も善良で賢い男たち。私のベーカー・ストリート・ボーイズ。シャーロック・ホームズとドクター・ワトソン」
マイクロフト・ホームズ マーク・ゲイティス 声:木村靖司
<第1話>
インドの地名のアグラを完璧に説明し、シャーロックから「お前はウィキペディアか」と言われる。ジョンとメアリーの娘の写真を見て「完全に機能的だ(Completely Functionary)」と感想を言う。
<第2話>
ハドソン夫人から「爬虫類」と言われる。もう一人の兄弟(姉妹)がいることを失言する。メモ「電話 シェリンフォード 午後二時」スモールウッドからプライベート番号を渡される。
<第3話>
映画「Lady Be Bad」が好き。傘は剣・銃になっている。能力判断の専門家の検査で「驚異的」と評価される。ユーラスの存在を隠しており、記憶が蘇っていないか確認するために、「東の風が来る」という言葉を定期的にシャーロックに投げかけていた。ルディおじさんが取り仕切っていた要塞施設「シェリンフォード」にユーラスを収容。我慢比べ爆弾「DX707」を大量に購入する。オスカー・ワイルドの戯曲「真面目が肝心」でレディ・ブラックネルを演じ、シャーロックに絶賛される。手を血で汚すのを嫌う。ユーラスへクリスマスにモリアーティと5分間話すというプレゼントをする。子供時代のマイクロフトを演じていたのは Arron Richards
グレイグ・レストレード警部 ルパート・グレイヴス 声:原康義
<第1話>
鑑識課の女性とのランチデートをシャーロックに見破られる。シャーロックから名前を忘れられる。
<第3話>
珍しく、シャーロックから名前を正しく呼ばれる。「(シャーロックは)偉大って以上に、いいやつだよ」
モリー・フーパー ルイーズ・ブリーリー 声:片岡身江
<第1話>
ジョンとメアリーの娘・ロザムンドの教母(ゴッドマザー)となる。
<第3話>
留守電のメッセージに「モリーです。今電話に出られません。市のど真ん中にいます。ふふっ」と入れてある。昔からシャーロックのことを愛していることを告白。エンディングでは、221Bに来たモリーが笑顔でシャーロックのいる方へ向かっていく(ように見える)様子が描かれる。
ハドソン夫人 ユナ・スタッブス 声:谷育子
<第1話>
ロザムンド・ワトソンの教母となる。メアリーの死後、シャーロックから、自分が調子に乗った時は、戒めとして「ノーバリ」と言って欲しいと頼まれる。
<第2話>
シャーロックの部屋の冷蔵庫の手錠を以前に借りたことがある。スポーツカー「アストンマーチン」を所持。麻薬の売人だった夫と死別し、ロンドン中心部に不動産を持ち、かたぎ(まともな職業)の人間ではない。過去にもヤク中を対処したことはあるため、ヤク中の扱いには慣れている。車のトランクに入っているシャーロックとワトソンを引き合わすために、名演技をする。シャーロックは何よりも感情的だったという。マイクロフトがダメ探偵だから「シャーロックの部屋のマントルピースが傷だらけ。」という。
<第3話>
あくまで使用人ではなく大家。
ジム・モリアーティ アンドリュー・スコット 声:村治学
<第1話>
すでに死んでいるが、シャーロックは彼との「ゲームが始まっている」と話す。
<第3話>
5年前(2012年、シーズン2の時)のクリスマスにシェリンフォードでユーラスと面会する。小さい頃キリストの降誕の逸話を作り変え、まぐさ桶のなかに赤子が置かれたという設定の「腹ペコのロバ」を創作する。
ドラマ【シャーロック 4】第1話 The six Thatcher(6つのサッチャー像)ゲスト登場人物まとめ
<サッチャー像購入者関係者>
6つのサッチャー像はトビリシの「ゼルダ商会」が限定6体を製造。
バーニコット医師 ホルボーン在住
ミス オリー・ハーカー(2つ所持)喉を切られ殺害される。
ハッサン
ジャック・サンドフォード レディング在住。プールでエイジェイとシャーロックがもみ合い。
ウェルズバラ夫妻 夫のデービッドはサッチャーの大ファンで現閣僚。息子が謎の車内死。
チャールズ・ウェルズバラ 父親の50歳の誕生日にサプライズで祝おうとして帰らぬ人となる。遺体は自宅にある車の中で死後一週間経ってから、酔っ払いの車が突っ込んだことがきっかけで、焼死体として発見される。
<政府・閣僚関連>
エドウィン 内閣府のメンバー。マイクロフトの同僚。
レディ・スモールウッド 内閣府のメンバー。マイクロフトの同僚。コードネーム:ラブ
ビビアン・ノーバリ夫人 第1話の主犯。スモールウッドの秘書。「AMMO」の正体。トビリシ駐在大使にテロリストへの情報横流しがバレるが、クーデターに乗じてテロリストを通じて人質やアグラを殺害する。スモールウッドのコードネーム「ラブ」を連想させるような名前「アモ(ラテン語で愛)」でテロリストに知られていた。情報横流しで得た金でコーンウォールにコテージを所有。夫と死別して30年。秘書という仕事に飽き飽きし、嫉妬心を抱いていた。ウィグモア街の小さなフラットに住み、酒浸りでペットや水族館通いが癒しであり、楽しみ。サビ猫1匹、バーミーズ猫2匹を飼っている。
<シャーロックの知り合い>
トビー クレイグの飼い犬。性格は「鈍いが確実」石膏像に残った血痕を元に捜査に協力する。
クレイグ 天才ハッカー。2年前ペンタゴンのセキュリティシステムに侵入し、アメリカとトラブルを起こしたところをシャーロックに助けられ無罪となる。ランベス在住。6つのサッチャー像の購入者を割り出す。
カリム メアリーが世界中を逃げてたどり着いたモロッコ「ホテル・セシル」のスタッフ。少年。
ロザムンド・ワトソン ジョンとメアリーの娘。ロザムンドの意味は<世界のバラ>
ステラ・ホプキンス 鑑識課の女性。「ボルジアの黒真珠」についてシャーロックに話に行くが門前払いされる。レストラードとデートに行く。
<A.G.R.A. メンバー>
フリーランスの工作員グループ。トビリシ事件で、ジョージア国イギリス大使館の人質を救助に向かうが急遽作戦変更され失敗。それぞれの偽名や素性をUSBメモリーに入れ持ち歩いている。
エイジェイ 元A.G.R.A.。「アモ」をメアリーだと思い、命を狙っている。別名:エイシャン・モヒンドラ。モロッコで警官により撃たれる。
アレックス トビリシ任務の後、テロリスト達により、拷問され死ぬ。
ガブリエル
<第1話 そのほかの登場人物>
シェリンフォード マイクロフトが電話していた相手。
ワトソンに連絡先を渡した女性 ワトソンが関係を絶とうと連絡した日に再会
エラ ジョン・ワトソンのセラピスト。第1話でシャーロックも診察を受ける。
ドラマ【シャーロック 4】第2話 The Lying Detective(臥せる探偵) ゲスト登場人物まとめ
カルバートン・スミス(トビー・ジョーンズ)声:後藤哲夫
起業家で慈善家。自身が設計にかかわった病棟を持つ。連続殺人鬼。シリアルのCMに出演。友人や知人、家族を集めて月一の「告白会」を催し、自分の秘密を明かすが、参加者には点滴を施し記憶を消す。メンバーには、警察幹部、裁判官、放送局取締役。フェイスが書いたメモが知人を介してユーラスに渡る。握手はしない主義。
「死体安置所」がお気に入りの部屋。設計士、業者を次々と変えて自らの病棟の設計を自分の好みに作り、秘密の通路からシャーロックの病室に入り込む。点滴(生理食塩液)の投与量をおよそ5倍にして、絞殺を試みるが、ジョンに阻止される。自供が楽しいという。
ユーラス/エルザ シアン・ブルック 声:園崎未恵
ホームズ兄弟の妹。ジョンの新しいセラピスト・エルザになりすます。共通の友人を通じて、フェイス・スミスのメモを渡される。メモには透かしインクで「MISS ME?」を記載しておいた。ワトソンがバスの中で出会ったメール不倫相手。セクシーな笑顔や杖、セラピストは隠れ蓑になるという。ユーラス(Eurus,Euros)はギリシャ語で「東の風」
フェイス・スミス(シャーロックに依頼した女性・ユーラス)
三年前に父親が誰かを殺そうとしていたことを相談。カバンが重いこと、スカートの裾が挟まれていることなどから、シャーロックは彼女が自殺しようとしているから、朝まで共に過ごす。父親が殺そうとしている人の名前が「一語」だと「あり得なこと」を言ったことをシャーロックは怪しむ。身長:168センチ 髪:ミディアムブロンド 姿勢:右に傾斜 服のサイズ:UK10 肌:色白
<シャーロックがメモから推理したこと>節約を始めたのは仕事を辞め、恋人とも別れた時。メモは、数ヶ月間は本棚の本の中に、その後は、陽の当たるキッチンに貼られていた。孤独で金が無く、死にたがっているのに、メモからスパイスの香りがするのは、彼女が料理が好きだからだと推理。家に誰も来ないから、キッチンに重要なメモを貼っていた。メモの日焼け具合から、狭い通りの一階に住んでいる。恋人とは、腕の傷に気づかないほどの冷え切った関係で、とうぜん体の関係もなかった。
<第2話 シャーロックの関係者>
ウィギンズ 声:佐藤せつじ ジョンがいなくなり、引きこもるシャーロックの面倒を見るが、いかれたシャーロックを見て逃げ出す。シャーロックのことを「シェザ」と呼ぶ
レディ・スモールウッド レディ・アリシア・スモールウッド。「最後の誓い」は「エリザベス・スモールウッド」。シェリンフォードとマイクロフトのことを知っている。
ギャビン シャーロック追跡するマイクロフトの部下。
<カルヴァートン・スミスの関係者>
アイバン 「TD-12」を製造する会社の社長。「告白会」に参加する。
フェイス・スミス 声:黒川万由美 カルヴァートンの実の娘。「告白会」に参加して父親の秘密を聞くが、記憶を消される。シャーロックのブログが大好き。
コーネリア 秘書
コーニッシュ 秘書。勤続7年。
サヒード カルヴァートン病棟の医師。勤続4年
<第2話 そのほかの登場人物>
H・H ホームズ 実在する、カルヴァートンお気に入りの連続殺人鬼。「アメリカ史上空前の大量殺人者」といわれ、シカゴ万博に乗じて犯行を重ねる。ホテルを建てて、絞首台、ガス室、特注のかまどがあった。まるで「スイニートッド」(さらに詳しく知りたい方はこちら)
ドラマ【シャーロック 4】第3話 The Final Problem(最後の出来事)最後の問題 ゲスト登場人物まとめ
ユーラス・ホームズ 声:園崎未恵
ホームズ家3兄弟の真ん中。シャーロックのひとつ年上。専門家の検査で「この時代の天才の定義となるニュートンをもしのぐ。」といわれる才能の持ち主。筋肉がどう動くか見てみたかったという理由から、自らの腕を切っていた。赤ひげ(ヴィクター)の失踪後、家を燃やし、当局に保護され、両親には2回目の火災で焼死したと伝えられていた。5歳のころから人間に話しかけて、洗脳(プログラム)する能力を持ち、シェリンフォード全体がユーラスの思いのままになっている。
ツイッターを1時間見るだけで、イギリスへのテロ攻撃の日付を正確に予測する。幼少期に誰にも理解されない寂しさから絶望し、シャーロックの親友・ヴィクターを井戸の中に閉じ込め、モリアーティの死後の事件を引き起こしていた。事件後、誰とも言葉を交わさなくなるが、バイオリンでシャーロックと弾き合うことが習慣となる。目を閉じると「着陸できない飛行機の中に取り残される」というイメージをいつも見て苦しんでいた。
飛行機に乗っている女の子
ユーラスが、目を閉じるといつも見ていた自分の存在を暗示する妄想の中のユーラス自身。目を閉じると飛行機に乗って空にいるけど、着陸の仕方がわからず、途方に暮れているのに、誰も気づかない。
ツインテールが可愛い子供時代のユーラスを演じていたのは Indica Watson(声:矢島晶子)インディカ・ワトソン本人のツイッターにはオフショットが満載
<マイクロフトを自白させるのに協力したウィギンズの仲間>
ピエロ シャーロックに雇われて、マイクロフトを脅すのを手伝う。
少女に扮していたの小男 シャーロックに雇われて、マイクロフトを脅すのを手伝う。
<シェリンフォード関連の登場人物>
ヴィンス 通信名:GWXの船員。シャーロックらに捕まる。
ベン 通信名:GWXの船員。シャーロックらに捕まる。
シェリンフォード通信技師 GWXからの通信を受け、異常を察知する。
<政府・閣僚関連>
サー・エドウィン 声:津田英三 マイクロフトの同僚。マイクロフトがシェリンフォードにいることを知らされていなかった。
シェリンフォード所長(デービッド)声:仲野裕 ユーラスに洗脳されている。シェリンフォードには人食が3人いるとモリアーティに話す。モリアーティから「ビッグG(ガバナー・政府)」と呼ばれる。
ランダース シャーロックがなりすましたシェリンフォードで働く人物。
<シャーロックの知り合い・家族・友人>
シャーロックの父 声:こねり翔 犬アレルギー。
シャーロックの母 声:宮沢きよこ シャーロックについて「昔から大人だった」と発言。
ルディおじさん ユーラスを管理していた。
ヴィクター・トレヴァー シャーロックの海賊ごっこの相棒。赤ひげ役だった。ユーラスに井戸の中に閉じ込められ殺される。
<特別ゲスト・カメオ出演>ポール・ウェラー
ポール・ウェラーは、ザ・ジャム、スタイルカウンシルなどで活躍したイギリスのミュージシャン。ロックバンドのオアシスをはじめ、数多くのアーティストからリスペクトされる「モッズ」ムーブメントのアイコン。息子のナット・ウェラーは2014年6月にエイベックスから日本デビュー。