ドラマ【昭和元禄落語心中】第2話ネタバレ。八雲と助六の出会い。戦前・戦中・戦後の落語界。そしてみよ吉との出会い。

2018年10月から放送のドラマ【昭和元禄落語心中】。

主演は100作目の朝ドラ「なつぞら」への出演が話題の岡田将生。その役は落語の名人・八雲。

そんな主人公八雲に弟子入りするチンピラに竜星涼、八雲の養女に成海璃子がキャスティングされました。

ここでは、ドラマ【昭和元禄落語心中】のあらすじをネタバレでご紹介しています。

これまでのあらすじ|ドラマ【昭和元禄落語心中】

刑務所での元ヤクザ・与太郎を弟子にとった八雲(岡田将生)。

八雲と助六、そして自らの母・みよ吉の間に何があったのかを知りたい小夏は、八雲に育てられてきたことへの感謝とともに、助六を殺したのは八雲だと思い恨みを抱いていた。

弟子として正式に認められた与太郎は八雲の独演会で居眠りをしていびきを会場中に響かせてしまい、八雲から破門を言い渡される。

それでも落語がやりたいと懇願する与太郎に八雲は、助六と自分の間に起こった過去を、助六の娘である小夏にも話して聞かせるという。

八雲と助六(山崎育三郎)が、落語の世界に入ったのは昭和10年代。前座として寄席に出る頃には、日本は戦争のまっただ中だった。

不安に満ちた日々を経て、昭和20年の夏、終戦。そして、彼らの運命を変える、孤独な芸者・みよ吉(大政絢)が現れる…。引用元:NHK

第2話ネタバレ|ドラマ【昭和元禄落語心中】

1936年の夏。女郎屋の家元の息子として生まれた八雲(八代目)は怪我で足を痛め踊りができなくなり、落語家の七代目八雲のもとに預けられることになる。女中に連れられ七代目の家に入ろうとする八雲の目の前にやってきたのはのちの助六(二代目)。八雲の前で一足先に敷居をまたぎ、「俺が兄弟子だ」と威張る助六は、八雲の手を引いて中に入れようとするが、不機嫌そうな八雲は助六の手をはたくのだった。そんな出会いで始まった八雲と助六の落語人生。優しく少年八雲を受け入れる七代目に無視され必死に弟子入りを願い出る少年助六。見兼ねた七代目は何か落語を演ってみろという。七代目はその噺を聞きながら無愛想な八雲が笑ったこと、そして、助六が持っていた扇子を見て助六を弟子に取ることを決めるのだった。こうして風呂に入ることになった八雲と助六だったが、八雲は助六と話しているうちに、妾の子であることから実家から追い出された事実を思い出し涙が溢れてくる。なぜか洗いざらい自分のことを助六に話した八雲に、助六は一緒に日本中に落語を聞かせてやろう!と話す。そんな助六に八雲は自分を捨てないで欲しいと指切りで約束する。

1941年。前座となった二人は菊比古と初太郎という高座名をもらう。学業を続けることになる菊比古とは反対に、初太郎は落語漬けの毎日。菊比古はどんどん実力の差が開いてしまうことに焦りを感じていた。そんな中上がった初高座では噺を最後まですることに精一杯で、何をやっているか覚えていないような状態。反対に初太郎は客の笑いを誘い初高座とは思えない出来、そして、本人が何よりも落語を楽しんでいる様から大物だと言われるほど。そんなある日菊比古は、声を張らないで話で聞かせるようなタイプの落語が向いているはずだと初太郎から言われ、廓話や艶話の”色っぽい噺”に自らの落語家としての価値を見出そうとする。

そんな最中菊比古は下座見習いのお千代と隠れて逢瀬を重ねるようになるが、お千代が実家に戻ることになったため、その関係はわずかなものとなってしまう。時は戦時中。寄席では警察官が公演の内容を監視する「臨監席」が設けられ、風紀を乱す疑いのある噺はできなくなっていた。その煽りを受けて1941年10月に古典落語53種を落語会が自粛する形で葬ることになり、廓話などを自分の落語してやっていこうとしていた菊比古は希望を見失ってしまう。さらに菊比古と初太郎以降、新たな弟子が入らないことから落語会の未来には暗雲が垂れ込めていた。

未だ戦争が続く1945年。お手伝いの松田さんが疎開することとなった頃、初太郎と七代目が慰問のために満州へ行くことが決まる。おかみさんの実家に疎開して工場勤めとなる菊比古は、落語ができなくなること、そして、かつて実家から捨てられたように初太郎と別れ離れになってしまうことを悲しむ。兵隊として召集され帰ることができなくなる可能性がある初太郎は、これまで大切に持っていた「扇子」を菊比古に託すのだった。

1945年8月。当初の予定で聞いていた3ヶ月を過ぎても一向に連絡のない七代目と初太郎。菊比古とおかみさんは疎開先で戦時中とは思えないような平穏な暮らしの中二人からの連絡を心待ちにしていた。そんな最中ラジオから流れる玉音放送で終戦を知った二人。再び落語ができる喜びを爆発させながらも東京に戻った菊比古は、有楽亭の門を掲げ、おかみさんと松田さんとともに初太郎と七代目の帰りを待つ日々が始まる。七代目の代わりに大黒柱として師匠たちから回してもらったお座敷の仕事を続け、寄席再開の噂が流れるようになってきた頃、ついに初太郎と七代目が生きて帰ってくる。満州でさらに腕を上げ「これからは俺たちの時代だ!」と息巻く初太郎は、落語はもっと人気が出ると目を輝かせていた。そんな初太郎に菊比古は「この人と同じ方向を見てれば大丈夫」と強く信頼を寄せ、さらに落語を楽しくできるようになっていた。こうして二つ目に昇進し、七代目の元から離れボロアパートで二人暮らしを始めた菊比古と初太郎。そんな最中に菊比古は、七代目を訪ねてきた女性・みよ吉と出会うのだった・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)