ブラック賢正発動!どんな過去が?沙羅駆とともに絶体絶命「IQ246~華麗なる事件簿~」第9話感想とネタバレ!

マリア・Tは殺されたがっている「IQ246 華麗なる事件簿」第9話あらすじネタバレ

マリア・Tが死んだと報告を受けた沙羅駆は、急ぎ遺体の検分に出かけます。しかし、今にも解剖されようとしていた遺体は別人のものでした。

脱獄に成功したマリア・Tと沙羅区は、モニター越しに言葉を交わしました。「他人に心を許し、仲間が増えていった。それがあなたの弱点になった。人はいずれ死ぬものよ。それはすべての人に平等。遅いか早いかだけの違い」その直後、意味深な彼女のセリフ通り、賢丈が事故に合い病院へ運ばれたと連絡がありました。

しかも手術中の病院がハッキングされ、電源供給が絶たれてしまいます。賢丈の命が人質に取られ、逆上した賢正は沙羅駆と袂をわかち、マリア・Tを殺すために飛び出していきました。「これって、わたしを騙すためのアレですよね?」涙目の奏子は為す術もありません。

敵を追い詰める過程で、沙羅区はふと、彼女へのシンパシーを吐露してしまいました。「マリア・Tは殺されたがっている」と。常人離れした頭脳を持つ人間同士、感じ合うものがあるのでしょうか。

沙羅駆も、代々当主と同じように自死を選びたくなる瞬間があるのでしょうか。「IQが高くたって低くたって、間違ってることは間違ってるんです!お父さんとお母さんにもらった大切な命。たったひとつの命なんです!自殺はもちろんダメだし、他人を殺したりするのも、絶対ダメです!」奏子の力強い言葉に、沙羅駆は少しつらそうに、慈愛の表情で応えました。

「君は正しいな」

しかし、世の中は正しいことだけでできているとは限らないのです。沙羅駆がにらんだ通り、マリア・Tにそそのかされた人物が病院でハッキングを行っていました。

彼女の居場所を突き止めた沙羅駆はとうとうアジトに足を踏み入れます。禅問答のような会話の末、沙羅駆は飛び込んできた賢正に撃たれてしまいました。マリア・Tをかばって肩に銃弾を受けたのです。

「お前を人殺しになどしたくはない。お前は私の唯一無二の執事だ」主人の言葉に深く感銘を受けた賢正は自分を取り戻しました。しかし、マリア・Tは逃亡し、警視総監を装って沙羅駆の射殺命令を発令してしまいます。

機動隊に取り囲まれた沙羅駆、奏子、賢正は絶体絶命です。……というわけで、次回は最終回。ここにきて、奏子と沙羅駆の関係も深まってきた感がありますね。

賢正と沙羅駆の主従関係には遠くおよびませんが、他人と関係を結ぶことを拒んできた沙羅駆とこんなに心を通わせられたのは彼女の純粋さのおかげでしょう!今日のセリフもじ~んと来ましたよ~。

「なぜ人を殺してはいけないの?」マリア・Tの問いかけに、「ダメなもんはダメだ!」と怒鳴りつけてほしかったなぁ。沙羅駆の脳裏には、奏子ちゃんの名台詞が浮かんでいたでしょうね。知能指数の高いもの同士、ハッキング対決はなかなか見応えがありました。今回の犯人も気の毒な弱い人だったし……。

お約束かもしれないけれど、こうした勧善懲悪なラストはやっぱりスッキリしますし、救いがあります。

眼鏡なし!前髪おろし!若に対する乱暴な口調のブラックディーン♡「IQ246 華麗なる事件簿」第9話感想

しかし!なんと言っても今回の見どころはブラック・ディーンさまではないでしょうか~。ふたりの過去が垣間見えて、妄想が止まりません。

なんとなく、賢正は小さい頃からずっと若様に仕えていたと思い込んでいたのですが、違いましたね。実の息子より沙羅駆を大事にしていた父親に反発し、若き賢正は出奔したのでしょう。

そしてマリア・Tにそそのかされ、沙羅駆を暗殺するアサシンとして、鍛え上げられた能力を使おうとした……わけですね?!本来は若をお守りする立場だったのに!屈折した美青年というシチュエーションも萌えますが、ビジュアルも美しい~。眼鏡なし!前髪おろし!若に対する乱暴な口調がたまりません。

https://twitter.com/joy_psh_joy/status/807958966802092032

黒執事発動中は葉巻を吸っちゃうんですね、賢正さま。そのくせ奏子ちゃんからの電話の表示名は「奏子様」マジメか!彼女をなんとしても殺したかったのは、贖罪のためでもあったのではないでしょうか。

なんでなんでどうしてマリア・Tのアジトにみんなで集合できたの?という疑問はこの際、捨てましょう。アレしかないでしょ、あそこは。あんなに大事にしていた若様を自分の手で二度も殺しかけた賢正は、この先なにをどうしても彼に背くことはないでしょう。

ワイヤーロープなみの絆ができた瞬間を目撃しちゃいましたね。でも、執事姿より、アサシン時代のディーンさまがまた観たいな~。子どもの頃のふたりの出会いも再現してほしいです。

ドラマ「IQ246 華麗なる事件簿」第10話あらすじと予想!

さて、次回はとうとう最終回です。沙羅駆の暗殺命令は回避されるのでしょうか?マリア・Tはおめおめと捕まるはずもないですし、やはり本当に自殺してしまう結末ではないかと予想していますが……。

沙羅駆が「残念だ……」といって幕、というのが妥当ではないでしょうか。でも、ラストシーンではまたどこかであのメールの着信音が鳴っている、という思わせぶりな感じでどうでしょう?また続きがありそう、というラストなら、いつかまたディーンさまの勇姿も観られるかもしれないですしね。

実は密かに山田と種子のデカコンビも気に入っています。「英語やめろ!」はもはや定番のツッコミ。1話に1回聞かないと落ち着きません。山田役の宮尾俊太郎さんはバレエダンサー。

今回は決めポーズでアピールしてくれました。最終回はあえて英語は封印で、種子さんの逆ツッコミが観られたら嬉しいです。

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