ラストコップ2016 第6話は、前回に続く集団強盗事件の解決編でした。あっと驚くどんでん返しが炸裂し、最後はラストコップらしくバカバカしくもド派手なアクションで犯人確保。
学園ものっぽい、ちょっといいエピソードも盛り込まれ、一粒で二度おいしいお話でしたね~。どこに行っても熱い男、京極浩介(唐沢寿明)と、彼に振り回される望月亮太(窪田正孝)のバディらしさにも磨きがかかってきました。
「謎はすべて解けた!」ラストコップ2016第6話あらすじ&ネタバレ!
犯人グループを目の前で取り逃がした京極&亮太、同じく失態を犯した松浦(藤木直人)&若山(竹内涼真)の二組は、神野本部長に激しく叱責されます。カウントダウンは続き、もう失敗は許されません。
しかし、京極の推理はことごとくハズレっぱなし。疑っていた体操部のメンバーには、それぞれアリバイがありました。しかし、最後に狙われるのは理事長のはず、とふんだ京極たちは、まさに襲われている最中の理事長宅に乗り込みます。そこで黒装束に身を包んでいた犯人は、体操部の指導者、並木でした。
廃部に追い込まれた恨みから集団強盗を犯していた元体操部員は、待ち構えていた松浦たちが逮捕してしまいます。これで事件は解決と思いきや、真の黒幕は顧問の香澄先生(芦名星)だったから驚きです。
生徒たちを巻き込んで爆死しようとしていた香澄先生に正面から向かっていった京極は、亮太を始めとする体操部の面々に支えられて爆弾を処理します。香澄先生の目には涙が、生徒たちの顔には笑顔が戻り、これでやっと学園に平和が訪れたのでした。
事故とはいえ人がひとり死んでいる事件なんですけど、取りあえず丸く収まったみたいだし、まぁいいか。しかし相変わらずハチャメチャな捜査で観ているこちらは笑いっぱなしです。
嘘でしょ~?!と言いつつ、心が晴れ晴れとするオチがこのドラマの魅力ですね。
体操部員&亮太団体技で危機回避に「ドリフか!」「ラストコップ2016」第6話の感想と見どころ!
鬼の手を装着したり、「謎はすべて解けた!」「犯人はこの中にいる!」と金田一少年の事件簿を彷彿とさせるセリフを連発していた京極さんも面白かったのですが、なんといっても見どころは窪田正孝くんの「火村英生」なりきり演技でしょう!
「臨床心理学者 火村英生の推理」で斎藤工が演じた火村を、窪田くんがまるっきりトレースしていました。口元に手をやるお馴染みのポーズからの決めゼリフ「この犯罪は美しくない……」はファンにとっては垂涎ものでしたね~。
アリス役として斎藤工と共演していた窪田くんだからこそ許されるおふざけといったところでしょうか。スタッフが楽しんで作っている感がありありと伝わってきます。現場は盛り上がっていたことでしょうね。NGシーンを逆に観てみたいです。
アクションシーンもしっかり盛り込まれていて、スカッとしました。これがなくてはもはやラストコップを観た気がしません。蹴り技に体操部っぽいキメポーズが入っている亮太に笑わせてもらいました。特訓の成果が出ているかも。合体ロボみたいに一致団結した体操部員&亮太に助けられ、爆弾を手に宙を舞う京極さんもがんばっていましたね。
こんなワイヤーアクションの無駄遣いは他では観られません。黒焦げで登場した時には、思わず「ドリフか!」とツッコミを入れてしまいました。「歯磨けよ!」と去って行く京極さんもノリノリ。昭和ギャグも外さず入れてきます。菜々子ちゃんの夢ネタアクションも可愛かったですね。けっこう本格的で驚いてしまいました。
第7話のあらすじと見どころ!ファイト・クラブ!だけど頭ナデナデ萌え♡
次回は、映画「ファイトクラブ」ばりに地下組織?で闘う亮太と若山が観られるようです。「もっちゃん」「ショーちゃん」と呼び合うふたりは本気で拳を交えることができるのでしょうか?今回は、ショーちゃんに張り合うように背伸びする窪田くんが頭をナデナデされるという萌えシーンもあり、若手ふたりの絡みが加速してくれることを祈っています。
すでに事件はそっちのけで楽しみなのですが、こういう遊びを楽しめるのがラストコップのいいところ……ですよね?!