「ドラえもん」で有名な、藤子・F・不二雄さんの作品が原作のドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第4話あらすじと感想です。
ネタバレしていますので、ネタバレありえない!という方は「ページを戻って」くださいね~
通称「長友回」ともいえる第4話のあらすじです。相当なディスリを快く承諾してくれたそうで・・・
遠足かプレゼンか?昇進を賭けたお究極の選択!ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第4話あらすじ【ネタバレ】
小池刑事(ムロツヨシ)がガス欠で沖で難破する船を救出。もちろんそれを解決したのはスーパーマン左江内(堤真一)。会社に戻ると、髪が濡れていることを同僚の蒲田(早見あかり)に突っ込まれます。
その夜、お昼に円子(小泉今日子)が作ってくれた弁当を昼に食べれなかったことを屋台のおでん屋で老人(笹野高史)に話しますがスーパーマンは辞められず・・・
会社では、明後日に迫った「とりあえずプレゼンしてみれば?的な」プレゼンを部下の池杉(賀来賢人)の代わりにすることに。同僚の蒲田と下山(富山えり子)におだてられ夜遅くまで仕事に打ち込む左江内。
家に帰ると、妻の円子はこたつに入ったまま的確な指示のみを送る「ガメラ司令官」状態に。そして、ママ友と喧嘩して気まずい雰囲気になったという円子の代わりにもや夫(横山歩)の遠足に行くことになる左江内。円子の母(ばあば)に代わりを頼もうとするが「ワイハ」に行くからとまともに相談できず・・・
老人に「コピーロボット」はないのか?と相談するが、原作者が一緒だからってそんなものはないと断られる・・・
簑島部長(高橋克実)と池杉にも相談するが解決策は見つからず・・・プレゼンチームは「左江内さんを助けなきゃと思わせてくれた」ということからやる気を見せるが、複雑な心境な左江内。
寿司屋に入ると、寿司屋あるアルバイト二日目の米倉(佐藤二朗)から「かっぱ巻きの奥深さ」について諭される。そこまで気にも留めず、帰宅し、もや夫に遠足にはいけないことを相談しようとするが、遠足を楽しみにしているもや夫を見て言い出せず・・・再び円子に一緒に行ってくれないか?と相談するが、明日行ったら、ママ友と喧嘩して、遠足を台無しにしちゃうからどうしてもいけないと言われ、困り果ててしまう・・・
翌朝、気を落としながら出勤する左江内のもとに、老人が現れ、原作者が同じだから一回だけ許可が下りたということでコピーロボットをもらう。しかし、コピーロボットは3時間で人間に戻るという制限があった。
朝に会社に行くと池杉が先に来ていたが、何やら様子がおかしい・・・プレゼン後スーパーマンで飛んで行ってもや夫の遠足に間に合うように、会社でコピーロボットを始動させる。
しかし、プレゼン会場で書類を出そうとすると、書類がないことに気付く左江内。パソコン内のデータも消されているため、会社に戻ると、池杉から自分がデータをすべて消してしまったと告白される。同期の中でも落ちこぼれだからこうするしかなかったという・・・
諦めてプレゼン会場にもどった左江内は、ライバル会社「リアリティ建設」のプレゼン案を聞いて、その案の素晴らしさに、さらに自分の意見を言う。栃木那須高原のすばらしさと、マッチしたアイデアを提案するが・・・敵に大量の塩を送る結果に・・・プレゼンも終え、プレゼンチームからはやりがいがあって楽しかったと言われるが、コピーロボットが戻るまで10分しかないことに気付き急いで高尾山に向かう。
すると、そこには円子がいて、コピー左江内は帰されていた。考え方を変えて遠足に参加することにしたという、円子。もや夫は大トロ。そういってコピーロボットを拾って帰る左江内。
会社に戻ると、池杉から、書類削除のことを再び謝られ「かっぱ巻きにも深みがある」とアドバイスするが全く響かず・・・その後、簑島部長に電話があり、プレゼンの結果リアリティ建設とフジコ建設の共同で開発を行うことになり、喜ぶ左江内。
家に帰ると、円子は「あんなものは人間をダメにする悪魔のモノだ」とこたつをしまっていた。その代わり、体がガチガチで家事ができないという・・・
長友が大活躍?ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第4話感想
今回は寿司屋店員になっていた米倉こと佐藤二朗さん。今回もそのほとんどがアドリブだと思われますが、ツボだったのは左江内との最初のやり取り・・・
米倉「お客さん、、、お客ちゃん、、、お客ちゃん。。。」
左江内「はい」
米倉「あ、かわいい方が好みだった。」
ここ最高でした。しかもそのあとの、コメンテーター風のしゃべりとか何度見ても面白いです。実際の台本にはなんて書いてあるのか見てみたい・・・
今回は、妻の円子がママ友と喧嘩したことからもや夫の家族同伴遠足に行かないといけなくなり、さらに会社での「消化試合的な」プレゼンが同じ日になってしまうというもの。
毎回何気に、ハートウォーミングな物語だったりして、福田監督の凄さを改めて感じております。
第2話では、立ち退きに反対するもんじゃ屋を説得しちゃうし、第3話では、グループのセンターを張る人気アイドルの悩みを解消しちゃうし、第4話では「かっぱ巻き」の奥深さを部下に説くという・・・池杉には響いてなかったですが、米倉とのやり取りから教訓を得られるなんてスゴイかっこいいぞ左江内氏!
ちなみに、第4話のゲスト?というか、冒頭の助けられる人たちは、ガス欠した船に取り残されたカップルでしたが、女性の方がべっぴんさんだと思いませんでしたか?
どうやらあの女優さんは、生越千晴(おごしちはる)さんというかたで、A.L.C Atlantisと、モダンスイマーズという劇団に所属する方だそうです。
ネットフリックスの「火花」や、最近では草彅剛主演ドラマ「嘘の戦争」にも出演したそう。2014年には、NHKドラマ「かたりべさん」に主演していました。
ちなみに、謎の老人との屋台のおでん屋さんでのシーンは原作でも重要な場面で、おでん屋さんで先代のスーパーマンが実際に変身して見せて、その後はね子が誘拐されそうになり、それを助けるために仕方なくスーパースーツを着るんです。
ドラマも同じようにはね子にお弁当を持っていくという「仕方なく」という理由からスーパーマンになるという部分は一緒なんですね。原作ではあそこまで鬼嫁ではないですが・・・だらしなくもないし(笑)
ドラマ左江内氏の原作はこちら→中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)
それにしても、円子は強烈ですが、それでも左江内は円子が好きなんですね。どさくさに紛れてキスしようとしてたし(笑)