2017年10月から放送のドラマ【今からあなたを脅迫します】
主演は「五代ロス」を引き起こし、モデルのみならず、俳優、ミュージシャンとしても活躍の場を広げるディーン・フジオカ。
その役は脅迫により、誰もが解決できない事件を扱う、ギャグの冴えない男、千川。
ディーン・フジオカの連続ドラマ初主演というホットなドラマ【今からあなたを脅迫します】
ここではドラマの最終話となる第9話のあらすじをご紹介します。完全にネタバレしています、ご了承ください。
ドラマ【今からあなたを脅迫します】第9話(最終話)の登場人物とゲストキャスト
千川完二(ディーン・フジオカ)第9話のダジャレ「ものずきんちゃん」復讐を引き止め、千川に協力する目黒、栃乙女、スナオ、澪たちに”物好きだ”といったとき。「お前のやり方は”スカンジナビア”」格闘していた高ノ森に向かって。革靴をグローブ代わりにして、格闘し高ノ森を倒す。
金坂澪(武井咲)「雨だれの会」の元会員を受け入れら為の財団を轟からの仕送りを元手に作ると話す。脅迫屋たちのためにクリスマスパーティを準備する。その際に落ちて、破損したオーナメントを修復するシーンは、千川の過去が修復されるという隠喩にも取れる表現。中身におはぎを使ったホールケーキを作る。
目黒(三宅弘城)服が原色がきつい特徴的なジャージが多い。
栃乙女(島崎遥香)可愛い香水のような”催眠スプレー”を澪にプレゼントする。
ロビン(蛭子能収)勝手に脅迫屋たちのクリスマスパーティに参加する。
レイチェル(内藤理沙)勝手に脅迫屋たちのクリスマスパーティに参加する。
カンちゃん(山賀琴子)「雨垂れの会」のスタッフとしてクリスマスチャリティパーティを手伝う。澪の祖父が政界の闇のドン・轟だと知って驚く。
ぱるこ(佐藤玲)「雨垂れの会」のスタッフとしてクリスマスチャリティパーティを手伝う。澪の祖父が政界の闇のドン・轟だと知って驚く。
富永絢子(真野響子)7歳の息子をひき逃げ事故で失い、その犯人が出所した日に死んだことから、その気持ちを味わってほしいという願いから、会員たちの悩みや殺意から、ターゲットを偶然を装って殺すという事件を繰り返していた。千川に、そのままでは、元々持っていた人を救いたいという純粋な気持ちを失うことになると言われ罪を認める。自首したために「雨垂れの会」は消滅する。
不破鉄男(小沢仁志)「ジェンガ」での勝負で負けてからというもの、千川を気に入り協力的になる。「雨垂れの会」で千川の着ぐるみが「雨垂れの会」のスタッフにバレそうになるところを救う。
李(後藤亜実)足技を多用した武術を習得しているが、格闘中にスナオに”ナンパ”で落とされ、催眠スプレーをかけられる。
スナオ(間宮祥太朗)富永の秘書の李をナンパで野根抜きにして、催眠スプレーで眠らせる。脅迫屋とは別で行動するようになるが、相変わらずナンパは続ける。
来栖稚奈(松下奈緒)地上げ屋に立ち退きを迫られ困っていたことを富永に相談した直後にその男が事故死したのが、富永のやったことだと確信し、富永に罪を認めるべきだと言う。そのことから、富永が李に届けさせた香り付きのオルゴールに寄って来た蜂によって命を落とす。
高ノ森浪(笠原秀幸)澪の担当医だったが、武術にもたけ千川と対決する。
ドラマ【今からあなたを脅迫します】第9話(最終話)ストーリーあらすじ【ネタバレ】
裏ルートからの拳銃を手に入れ、富永絢子(真野響子)の待つ「雨垂れの会」施設に向かおうとする千川完二(ディーン・フジオカ)は、不破組組長・不破鉄男(小沢仁志)に引き止められ「まだ決着は付いていない」と言われる。
来栖稚奈(松下奈緒)殺害への復讐心から、千川が「雨垂れの会」へ向かっていることに気がついた目黒(三宅弘城)、栃乙女(島崎遥香)、スナオ(間宮祥太朗)ら脅迫屋たち。アパートに戻った金坂澪(武井咲)が千川のために作ったおはぎを見つめながらも心配していると、突如栃乙女が現れる。栃乙女たちが千川に人殺しになってほしくないという思いから捜索を続けていることを知った澪は、自分も探しにいくと言い、栃乙女はクリスマスプレゼントとして、澪に催眠スプレーを手渡すのだった。
その頃「雨垂れの会」の施設ではクリスマスチャリティパーティが行われ、目黒とスナオも施設に潜り込み千川を捜索していた。千川は轟雄之助(近藤正臣)から入手したセキュリティカードで施設のコントロールルームに忍び込み、システムエラーを誘発し、その非常時の喧騒のさなか、富永を銃殺しようと狙っていた。しかし、間一髪、澪が現れ、催眠スプレーを千川に噴射しアジトまで連れ帰るのだった。
澪は邪魔をされ憤る千川に、復讐では何も解決しないといい、最後まで正しい脅迫で人を救ってほしいという。同じことを稚奈にも言われたことを思い出した千川は、扉の外で聞き耳を立てていた目黒たち全員に「ものずきんちゃんだ」とダジャレを言いながらも、澪の依頼を受けると言う形で富永に過去の罪を認めさせるために再び動き始めるのだった。
澪にクリスマスパーティの準備を言い渡し、目黒、栃乙女、スナオ、千川の4人は富永の待つ「雨垂れの会」の施設の新館の最上階に向かうべく、パーティが行われている旧館を通り抜けために、着ぐるみを着て変装して潜り込む4人。しかし、トナカイに変装していた千川の着ぐるみの頭部が取れるハプニングに見舞われ、「雨垂れの会」の職員にバレそうになってしまう。そこへ不破組長らがプレゼントを持って現れたため千川たちは無事その場を切り抜け新館に向かう。
しかし、新館では富永の部下の李(後藤亜実)や高ノ森浪(笠原秀幸)たちが待ち構えており、4人は武力で交戦することになる。スナオは李にナンパで落とし催眠スプレーで眠らせ、高ノ森と戦う千川も革靴をボクシングのグローブ代わりに応戦し、それぞれ追手たちを振り切って目的地へ向かう。
コントロールルームの目黒と栃乙女が富永の部屋を遠隔で解錠し、千川とスナオはついに富永と対面する。雨垂れの会の会員の殺意を汲み取り、偶然を装って殺人を繰り返しては”天罰が下った”と言って正当化していた富永は、自分の息子が事故死し、その犯人が出所した日に車にはねられ死んだ時の気持ちをみんなに知って欲しかったという。そ して、稚奈はそのことを理解せず、馬鹿正直で恩知らずな稚奈は邪魔だったという。千川から銃口を向けられた富永は、今死んでも殉教者となり、評価されるので殺されても構わないというのだった。
すると、千川は突如スナオを拳銃で撃ち、スナオの砂時計を持ち出し富永に問いただすのだった。「砂が落ちきる3分間のうちに拳銃で自殺しろ。善人になりすまして生きる、か、自殺して殉教者となるか」と脅迫する千川だったが、富永は持っていた拳銃を千川に向けて発砲する。しかし、拳銃は空砲であり、スナオが銃で撃たれたのは演技だった。このことから、富永が自己保身のために「雨垂れの会」を運営していたことがわかり、どこかで道を間違たと富永を諭すように脅迫し始める千川。クリスマスパーティを楽しんでいる会員の姿を見せ、千川は改めて富永を脅迫する。
「犯した罪を償え。さもないと、人を救いたいと言うその心を失うことになる。」自分の過ちを認めた富永がなぜ私を救ったのかと千川に問うと、千川は「脅迫屋だから殺しはしない。」というのだった。
依頼は一件落着し、千川たちは澪の準備していたクリスマスパーティを始める。なぜかロビン(蛭子能収)とレイチェル(内藤理沙)も参加する中、千川は過去に稚奈から言われた言葉を思い出していた。「いつか脅迫屋という仕事が理解されて協力者ができたら、私は”アンシンガポール”」
その言葉が実現したかのような今を噛み締めていると、千川は澪から「これからも脅迫しようとしたらどこまでも付き纏って止める」と言われる。そんな澪に何かを言いかける千川だったが、外に戻り雪の降る夜空に向かって「サンキュ」と呟くのだった。
「メリークリスマス」千川にパーティに招待されアジトの外にきていた不破組長は、そう呟きひとり街に消えていくのだった・・・。
後日スナオは、稚奈の店だった場所を訪れ稚奈の無念を千川が晴らしてくれたことを報告しその帰りには、相変わらずナンパを繰り返していた。
澪がデートをするという話を聞いて驚くカンちゃん(山賀琴子)とぱるこ(佐藤玲)は、デートの相手が轟だと言われさらに驚くのだった。澪は轟から送られていたお金を元手に「雨垂れの会」の元会員を支援できるような財団を作りたいと想いを話す。理想を追うのは困難だという轟に、人を助けることを諦めたくないと澪は答える。
その頃、目黒、栃乙女、千川たちは、澪に隠れて相変わらず脅迫を繰り返していた・・・。