ラストコップ2016第3話の感想をネタバレ全開でお送りします。
30年間の昏睡から醒めた周回遅れの昭和デカ 京極浩介を演じるのは、アクションもまだまだイケてる唐沢寿明。
バディを努める相棒は、窪田正孝が演じる平成草食デカ 望月亮太です。
ふたりを良く思わない警察内部のライバル松浦(藤木直人)と衝突しながら毎回事件を解決していくわけですが……。
事件発生率高すぎじゃないの、横浜管内。
ラストコップ2016第3話あらすじ&ネタバレ!カグラの復活&お決まり手錠(ブレスレット)パターン
さて第3話では、前シリーズで京極さんを落とし入れ、裏切っていた元参事官の遠藤が脱獄してきます。
京極&亮太に捕まり刑務所送りになっていたのですが、どうやら自分のあらたな協力者を捕まえたらしいのです。
京極さんと亮太は、彼らの企みにまんまとハメられてしまいました。
ふたりの手首は爆弾仕込みのブレスレットでつながれ、あろうことが強盗銀行をやらされてしまう始末。
ふたりは不本意ながら、身内に追われる立場になってしまいます。
そして遠藤の思惑通り、究極の選択を迫られることになるのです。
100人の命を奪う爆弾を止めるか、たったひとりの少女をボウガンの罠から救い出すか?
どちらか一方しか助けられないとしたら?
命の選択を迫られた京極は、どちらも助ける!と宣言し、仲間の助けで目的を達しました。
そして遠藤は再び投獄されることになったのです。
というわけで、なんなん?この遠藤の小物感!!
脱獄して復讐バトルが始まる展開になるかと予想していたのに、けっこうな期待ハズレでしたね~。
京極さんに文字通り振り回される亮太はなかなか可愛かったですけど。
第3話の感想!見どころは中二病!旧カグラ遠藤弱すぎ!?
今回のポイントは、厨二病展開の全否定なんじゃないかと思っちゃいました。
だって遠藤(佐野史郎)の主張がアレすぎるんですもの。
「闇の世界に返り咲いてやる!」ってまともな大人が言える台詞じゃないでしょ。
どこにあるんだ、その世界は。いい歳して厨二病全開のイタいおじさんですね(笑)
悪い相棒の「これはゲームだ」発言も聞いてて赤面。
お前そもそも警察相手に素顔晒してどうするつもりなんだと小一時間問い詰めたい気持ちになりましたよ。
腕輪ギミックも機能的には最新型ですけど、手錠でつながれたふたりというシチュエーションはお約束ですからね。
つながれたまんまの共闘アクションに、もうひと工夫欲しかったところです。
とはいえ、「こういう平成型劇場犯罪はもう流行りませんよ~」という制作側の宣言だとしたらこれはこれで秀逸。
定石をぎゅうぎゅうに詰め込んで、旧悪の遠藤をこの1回でまた獄中に引っ込めたことで、
次回からはもっと大胆で、もっと悪い奴らが暗躍するのかもね、
という期待が持てますよね。
相変わらず小日向文世が演じる神野が悪そうですもん。
監視カメラで全部見てるし。
新カグラはやっぱり彼なの?
毎回披露される亮太の妄想劇場はちょっと面白いですね。
老けメイクをした唐沢さんより、窪田くんの方が老成して見えるのが不思議。
あの目のクマってメイク要らないんじゃ……と思ったりして。
前髪を下ろしてめちゃくちゃ可愛く見える時もあれば、枯れ果てたおじいちゃんにも見えるという不思議な役者さんです。
今回は竹内涼真くんのアクションもちょっと見られたし、次は若いコンビの活躍が観られたらいいな、と期待がふくらみました。
どっちにしてもいつも振り回されるのは亮太の宿命なのかもしれませんね(笑)
佐々木希ちゃんも今回はアクションがんばりました。
ヤンキー演技も素でイケてたし。
もっと吹っ切ってがんばって!どんどん亮太を振り回してあげてほしいです。
ラストコップ2016の第4話のあらすじと見どころ!
次回は謎の歌姫とラッパーが登場するらしいのですが、いったい誰が演じるのでしょうか?
公式HPで先行映像が観られます。
顔はマル秘ですが、歌声を聴いたら誰だかわかる人も多いのでは?
ラッパーは……誰でしょう?
まさかの櫻井翔くん?
菅田将暉さんだったらスゴイですよね~。
どこかのCMでなかなかのラップを披露していましたし、あるかも?
歌姫はなんと松浦の娘らしいですから、やっと京極さんと松浦の過去の因縁話があきらかになるのかもしれません。
こちらも乞うご期待!ですね。