2018年4月から放送のドラマ【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-】
主演は映画「海を駆ける」でも話題のディーンフジオカ。
名著と言われるデュマ作の「モンテクリスト伯」のリメイク作品のヒロインに山本美月を迎え、ディーンフジオカ演じる主人公の仇敵に、関ジャニ∞の大倉忠義、新井浩文、高橋克典がキャスティングされました。
ここでは、ドラマ【モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-】の第1話の振り返りと第2話のネタバレのあらすじを感想とともにご紹介しています。
第1話振り返りと見どころの第2話予想
2003年から始まった物語は第1話の最後で2011年になりすでに8年が経過、わずかながら2017年秋も描かれました。
第1話では主人公のディーン・フジオカ演じる柴門暖が、幸せの絶頂から不幸のどん底へ落とされると言う経緯が描かれ、暖が復讐することになる刑事の入間公平、後輩で暖の妻・すみれに想いを寄せる南条幸男、そして船長の座を暖に奪われた神楽清らの動機が描かれた第1話でした。
暖が投獄されてから8年が過ぎた時に突如牢獄の床下から現れたのは謎の老人・ファリア真海。
公式サイトのあらすじでは、この人物がラデル共和国の元大統領であることが判明しました。と言うことは、刑事の入間公平が絶縁している父・入間貞吉がラデル共和国の旧政府の要人が集まっている「ククメット」に資金提供していると言う理由には、この人物との関連があると言うことなのかも知れません。
そして、第1話のエンディングでは、暖を貶めた者たちが以前とは全く違う生活に変化している様が描かれました。
入間公平は「将来の警視総監候補」と噂され、葬儀に参加する南条幸男は、大スターさながらの雰囲気を身にまとい、神楽清もスーツを着込んで、身なりが以前とは違う様子でした。
第2話では、ラデル共和国の元大統領だったファリア真海と出会った暖が、ファリア真海とともに脱獄を目指し、その中で、貴族として通用する知識を教えられ、自分が誰かの密告によってハメられたことに気づき、復讐を誓いうことになります。
そして脱獄寸前にファリア真海は息絶えますが、その際に暖は「あるもの」を託され、ファリア真海の遺体と入れ替わり脱獄することに成功します。
職業などがわずかながらに原作とは違うところがありながらも、ほとんど忠実に再現されており、第2話以降はいよいよ本格的に復讐の開始です。
第2話以降は新たなキャラクターが登場し、空白の15年の回想シーンとともに、恩返しと復讐が同時並行で描かれるのでないかと思われます。
第2話ネタバレあらすじ
ラデル共和国で投獄されていた紫門暖(ディーン・フジオカ)は20年間投獄されているラデル共和国元大統領のファリア真海(田中泯)とともに脱獄を目指し動き始める。地下を掘り進み15年かかる計算だった脱獄も間近となった頃、ファリア真海が息絶え、その遺体が看守たちにより海に投げ込まれる際、暖はその遺体と入れ替わり脱獄に成功する。
浜浦町にたどり着いた暖は母・紫門恵(風吹ジュン)の待つ家に向かうも、すでに家は神楽により売り払われショックを受ける。そこで15年前小学生で、現在は守尾漁業社長の守尾信一朗(高杉真宙)に遭遇し、母の恵が数年前に他界していることを教えられ、ご飯や洋服を貰うのだった。その後、妻の目黒すみれ(山本美月)の経営していたレストラン「シンドバッド」に向かうも、そこは場末のカラオケバーとなっており、店主からすみれが料理研究家に転身しており、大スターとなった南条幸男(大倉忠義)と結婚していることを知らされる。
暖が店にいた同郷の先輩・寺門類(渋川清彦)を問いただしたところ、南条幸男と神楽清(新井浩文)の二人により自分が売り払われたことを知った暖は、信一朗の父で入院中の守尾漁業元社長の守尾英一朗(木下ほうか)のもとを訪れるが、「柴門暖」と言う人間がすでにこの世に存在しない者となっていることを悟る。
こうしてファリア真海がシンガポールのスイス銀行に預けていた莫大な資産を受け取った暖は、「モンテ・クリスト・真海」として生まれ変わるのだった。
英一朗の葬儀の日、守尾漁業の負債一億円分の小切手を信一朗に渡したモンテ・クリスト・真海は、葬儀に参列していた神楽と南条に接触し、クルーザーとともに浜浦町と後にするのだった。
言葉を交わした神楽も南条も、その男が「柴門暖」だとはわからなかったが、遠くから彼を偶然見ていたすみれは何かを感じ取っていた。