コメディの帝王、福田雄一監督。
勇者ヨシヒコシリーズで有名な監督で、深夜帯の番組でしか、見たことがない印象で、初のゴールデンの時間帯での、どうなることやら?と思いきや、なんと各メディアも絶賛の嵐状態?となってませんか!?!
「ドラえもん」で有名な、藤子・F・不二雄作品が原作のドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第1回あらすじと感想です。
ネタバレしていますので、ネタバレありえない!という方は「ページを戻って」くださいね~
何よりも怖いのは、妻に叱られること。ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第1話あらすじ【ネタバレ】
フジコ建設、オフィス。
部長の簑島(高橋克己)から、書類のミスを指摘される係長の左江内(堤真一)。その責任を自分で背負うのかと思いきや、部下の下山(富山えり子)のせいだと、真実を伝え、社員からガッカリされます。
左江内は昼休みに資料作成のミスをかばわなかったことを「気がついてたらチクってた。どうにも嘘が苦手。僕の責任にされるのが絶対にヤダ。」と正直に話し、部下からは信用されていません。
家に帰ると、片づけの嫌いな妻の円子(小泉今日子)からさっさと皿洗いをしろといわれ、帰ってきた娘のはね子(島崎遥香)からは、お弁当の生姜焼きが汁でべちゃべちゃだったと、ダメ出しをされる始末・・・
日曜は子供の遊びに付き合わないことを円子に突かれ、息子のもや夫(横山歩)を連れていやいや公園に遊びに行くと、もや夫は友達とゲーセンに行くのでお母さんには内緒にしてと言われる。500円を渡してもや夫と別れると、そこに怪しい老人(笹野高史)がやってきてスーパーマンにならないか?と言われます。
怪しい老人から逃げ回る左江内でしたが、至る所にいる現れる老人。再び公園に戻り、もや夫が帰ってくると「時間切れか・・・」と飛んで、その老人は帰っていくのでした。
その夜、妻に自分がスーパーマンにならないかと誘われたことを伝えるが、その前に家庭を守ってくれないかと言われる左江内。
翌朝も通勤時にやってくる老人をふりきり会社に急ぐ。勤務中、妻から電話で娘がお弁当を忘れたから届けろと言われる左江内。仕方がないと、急いで会社をでると、外で再び老人に遭遇。スーパーマンスーツがあれば、午後の会議までに戻ってくることができると言われ、一度きりだと借りることに。
無事、はね子にお弁当を届け、会社の会議にも間に合う左江内は、帰宅して家でくつろいでいると突如「助けて」という声が聞こえてきます。老人曰く、スーパーマンは、困っている人の声が聞こえるとのこと、助けるどうかは、自分で判断できるといわれます。
はね子に風呂洗いを頼まれたついでに、変身して風呂洗をし、困った人を助けに行く左江内。現場でチンピラ二人組に絡まれていたカップルを助けた左江内は、思いのほか強い自分に驚きます。そして「忘却光線」のせいで、左江内がいたことはすべて記憶から消えてしまいます。
翌日も、再び勤務中に声が聞こえ助けに行く左江内。刑事の小池(ムロツヨシ)が先に現場にいくと、飛び降り自殺をしようとする女性があっさりビルから飛び降りてしまいます。そこに、間一髪左江内が助け、多くの人が見る中、その女性が無事着地したことにして、事件を解決します。
ある日、役員の接待をする左江内と部下の池杉(賀来賢人)でしたが、左江内は再びSOSが聞こえ、接待の席を離れます。
火災現場に取り残された、さゆりちゃん(犬)を助けに行く左江内。刑事の小池がもう無理だというなか、左江内は火をも寄せ付けないスーパースーツでさゆりちゃんを助けるでした。しかし、それも小池刑事の手柄に・・・
会社では、最近の左江内さんがおかしいと池杉から疑いをかけられ、トイレ行くときに、後をついていいき、変身後の左江内を目撃する池杉でしたが「忘却光線」で記憶がなくなります。
妻の円子も、夫が浮気しているのではないかと疑い、ママ友たちに話します。その夜にこっそり外出しようとする左江内を問い詰める円子でしたが、結局は「忘却光線」で寝てしまいます・・・
翌朝、寝坊し、はね子ともや夫に責められる左江内は、仕方なく、スーパーマンに変身して、もやお夫とはね子を学校まで送り届けます。
ある夜は、テレビでやっていた人気の温泉にも行くことも・・・
そのころ、会社では、隅々商事との契約をとるべく、部長の簑島と池杉はプレゼンに臨みますが、見積もりが抜けてることに気付きます。部長がいないフジコ建設のオフィスで、大あくびをする左江内は、池杉たちのSOSがきこえ、会社に置き忘れた見積書をプレゼン会場に届けるのでした。
世間では、立てこもり事件が起きていて、気になる左江内。
そんな中、一人カラオケにいく左江内は、カラオケ店員の米倉(佐藤二郎)に延長かどうかを聞かれ、歌も下手と指摘されるが、その店員と意気投合し、スーパーマンなんて自分いは向いていないし、責任を負うのをやめるといい、帰り道にある銅像にスーパースーツを着せて帰ってしまいます。
会社でもさらにやる気のなくす左江内でしたが、はね子の学校が立てこもり事件にあっていることを知り、スーパースーツを取り戻しに行きます。しかし、スーパースーツはゴミ収集車に回収されてしまい、娘を助けたい一心生身のまま、はね子の高校に向かうのでした。
左江内は犯人を説得しようとするがうまく行かず、担任の先生が撃たれてしまいます。一時退散した左江内のもとにに老人が現れて、娘は無条件に助けたいという左江内にスーパースーツを渡すのでした。
再び、立てこもりの教室にいく左江内は、娘を人質に取られて、土下座するが、犯人に聞き入れられず、娘の代わりに、自分を殺してくれと犯人に願い出るのでした。
しかし、娘のはね子は「パパ死んじゃやだ」泣きわめき、娘の携帯電話から、母親に電話してやろうか?と脅された左江内は、「妻に叱られるのが一番怖いんだ!」と電話されたくない一心で犯人を吹き飛ばします。気絶した犯人の身柄を小池刑事のもとに届けるのでした。
忘却光線で記憶のなくなった小池刑事は、「正義の魂がいつの間にか俺を教室に走らせた。刑事として当たり前のことしただけ。」と自慢げ。
そこへ教室の生徒たちがやってきて、「3年B組っ!」「刑事さ~ん!」
翌朝も、はね子からは、ジ ャージが見つからないことをパパのせいだと言われ、もや夫からは「しかしパパの目玉焼きいつまで経っても上達しないね。」と言われる普段朝の光景・・・
「やっぱりスーパーマン変わってくれませんか?」
バス停に並ぶ人たちに、声をかけるが、変な人と思われるどこにでもいる左江内なのでした・・・
鬼嫁がお弁当を作る日は来るのか?ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第1話感想
かなりテンポの早い展開で、追いついていくのが大変だった印象です。その中で、唯一はね子が人質になったときに本音を言うシーンは感動的。そこが意外すぎてウルッと来てしまいました(ぱるるの演技グッド!)
第一話では、原作にはない、鬼嫁「円子」の信じがたい生態が明らかにされ、今後の展開がどうなるのか。気になるところでした。朝のツタンカーメン&一日15時間以上寝ないといけないって、活動時間9時間だけかよ(笑)
もや夫が計算高いところも、横山くんの名演により、すんなりと見ることができました。
全体的にな感想として、これ最終話までこのペースで行くの?という感じ(笑)
原作のテンポに近い感じの展開だとは思いますが、自殺する女性は原作でも登場したけれど、もっと長いストーリーだったので、まだ今後も登場する可能性があるのでそのあたりは期待したいところ。
コメディの帝王、福田監督が原作をどう調理するのか気になるのでもちろん全部見ていきたいですね。それにしても、予想外だったのは、エンディングの「ハッピーダンス」はかっこよかった!
「逃げ恥」の恋ダンスの二番煎じ的な感じだと思ってたけど、個人的にこっちのほうが踊りたくなる(踊らないけど)
ちなみに、原作にはない、鬼嫁、円子のモデルは福田監督の奥さんなんだとか・・・(笑)
――今小泉さんの「鬼嫁」ぶりのお話もありましたが、福田監督から見て「特にここがすごかった!」というところはどんなところでしょうか? ウチの嫁がモデルではあるんですけど、「ウチの嫁をマネしてください」っていうのは小泉さんに対して失礼なので、当初は僕の書いたせりふを読んだ上での印象を小泉さんにくみ取っていただいて、鬼嫁の役作りというのをお願いしようと思っていたんです。 ところが、偶然にもちょっとしたしぐさまで似ていて。一番びっくりしたのは、ウチの嫁が怒る時に、歯を食いしばってちょっと(アゴが)しゃくれるんですよ(笑)。「てんめぇ~!」って言って。 歯をギィ~ッと食いしばってしゃくれるその表情を、1回小泉さんがやられたことがあって。「うわっ、そんなところまで!」とちょっと思いましたね。「そんなディテールまでちょっと…」みたいな感じはありましたね。 あと、ウチの奥さんが小泉さんと身長が同じくらいなんですよ。(背格好まで似ているので)家庭のシーンを撮っていると、何かこう胃がぎゅっとつかまれる感じがします(笑)。身につまされながらもずっと笑ってますね。 この前第1話の台本をウチの長男が読んで、めっちゃ笑ってましたもん。「ママや~ん!」て言って。本当に小泉さんは完璧でしたね。ちょっとしたこのせりふのこの顔!って繰り出してくる感じが。何一つ文句ない感じで、素晴らしいと思いましたね
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170114-00000014-the_tv-ent
本当は好きで、わがままを言ってるだけとか、超かわいいじゃないですか!(そう信じます)