ヒーローだけにキャプテンアメリカへのオマージュか?ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第6話感想あらすじ

「ドラえもん」で有名な、藤子・F・不二雄さんの作品が原作のドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第6話あらすじと感想です。

ネタバレしていますので、ネタバレありえない!という方は「ページを戻って」くださいね~

前回分の感想はこちら→本田翼が小悪魔女?モテキ到来スーパーサラリーマン左江内?第5話感想とあらすじ

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命を捨ても家族を守る!死を覚悟した左江内がかっこいい!ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第6話あらすじ【ネタバレ】

気付くといつのまにか事件を解決している、警視庁捜査一課の小池刑事(ムロツヨシ)。最近では「無意識刑事(デカ)」と呼ばれている。警視総監賞を受けるほどの活躍で、最近鞍替えをした「行列のできるラーメン屋」からの出前ラーメンを食べていると、爆弾犯(矢本悠馬)から電話があり、現場に向かう。

左江内の勤務する藤子建設では、休憩中に、社員の蒲田(早見あかり)が考える「簑島課長の休日像」を聞く、池杉(賀来賢人)下山(富山えり子)簑島課長(高橋克実)・・・

土曜は昼まで寝て、パジャマを着たまま、ゴリラのように家の中をぶらぶらして、ラーメンを出前して、ゴルフ中継を見る。ソファーの上で、「ナイスショット!」などと叫ぶが、おなか一杯になって、ソファで寝る。起きたら夕方で、帰って来た娘はグレていて、へらへらする課長。奥さんは泣く。一緒に風呂に入ろうと「超絶的外れ」な提案をして、娘がガチギレ。じゃー一人で入るか!といって、お風呂から出ると、着ていたパジャマをまた来て寝る。翌日は、ゴルフへ行くが「どヘタ」・・・ブチキレる簑島課長。

左江内(堤真一)は、休日に何をするのか?と聞かれて、家族での「土日レジャープレゼン」を思い出すが・・・毎週却下されるプレゼン大会で燃え尽き「明日のジョー」状態になる。

八景島シーパラダイスにやってきた左江内家。早速乗り物券を買ってこいと鬼嫁円子(小泉今日子)から指令を受けて、探しているとSOSを感じ、小池刑事のところに行く。

すると、園内に爆弾が仕掛けられたこと、さらに避難指示を出した時点で、爆発させるという状況を知り、家族を先に帰らせて欲しいという。小池刑事と協力することから、今回は忘却光線を出さずに活動することにする。

ブランチを食べている家族を説得しに行くが、爆弾処理を口実に仕事をするつもりだといわれ、信じられない・・・さらに、お父さんが仕事を辞めたら、ごはんも食べれなくなるぞ、ともや夫(横山歩)に言うと円子がぶち切れ、「稼がせて頂いて、ありがとうございます」と強制的に言わせられ、家族は左江内を置いてチケットを買いに行ってしまう・・・

捜査本部に連絡があり、小池刑事は犯人を挑発してしまい、本当に爆発できるか証明するから、外に出ろと言われる。観光客がいる中で、実際に爆発が起こってしまう。

その後、犯人から小池刑事と刈野(中村倫也)だけで捜査しろと指定される。

家族にはトイレに行ってくると言い訳して、小池刑事のもとに行く左江内。事情があって5分だけ探すと約束するが、同僚の池杉(賀来賢人)と蒲田と遭遇する。二人が付き合ってることを内緒にしてほしいということで、しかも、キューピットは左江内さんだという。が結局二人の話が長すぎて、爆弾は探せずに家族のところに戻る・・・

捜査をしている小池刑事のもとに、電話がかかってきて、時限装置が付いているので二時間後には爆弾が爆発するということを知る。そして、犯人の指令をきいて言う通りにやらなければ今すぐに爆発させるという。

そこで、シュウマイと小籠包で、「PPAP」をやれと言われ、肉汁が溢れ出る感じを忠実に再現しろと言われ、何度もやり直すが、場所は教えてもらえず、身動きもとれない・・

左江内家は、円子のママ友の木手家の母子(福島マリコ・古谷徳隆)と遭遇して、もや夫と木手家はヒーローショーに行き、はね子(島崎遥香)は、左江内の担当だったレストランの席取りを代わるといい、左江内は、小池刑事のもとに向かう。

左江内は、犯人から指示を出されて身動きが取れない小池刑事たちの代わりに、爆弾を探しに行くが、突然、米倉(佐藤二朗)が仕切るヒーローショーの悪役に抜擢される。観客席で見ていたもや夫が応援するので、つい本気を出して、ヒーローを遥か彼方までぶっ飛ばしてしまう。

その後、小池刑事と合流すると謎の老人(笹野高史)からピーターパンというアトラクションに変な箱があると通報を受ける。現場に着くと、爆発まで残り60秒しかなく、小池刑事から、左江内が海まで飛んで爆破させてくれと頼まれる。

海に向かう前に、家族のことを思い出し、忘却光線を発し、目撃者の記憶が消される。

そして、左江内は、海上で爆発してしまう・・・

そのころ、小池刑事は事件を解決しことを、高校時代投手だったから爆弾を投げたと説明する。「みんなの笑顔を取り戻すために。おかもちごと爆弾を投げた」というのだった。

事件解決後、ラーメンを食べる小池刑事のもとに、爆弾犯がやってくる。その彼が、以前まで出前を取っていた、来々軒の出前持ちだということに気付く。彼から、小池刑事がラーメンの出前を取るのを辞めてから、店の夫婦が体調を崩したことを知り、すぐにラーメンを食べに行く・・・

もや夫「パパもう帰ってこない気がする」

円子「・・・・ん?どういうこと?・・・」と深刻な雰囲気になる円子、もや夫、はね子。しかし、左江内が帰って来て、安心するのだった。

天は我々を見放した!ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第6話感想

自分の命を顧みず、爆弾をもって自爆。これはまさに「キャプテンアメリカ」的なシチュエーションでしたね。キャプテンアメリカの場合は、もっと多くの人の命でしたが・・・

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キョンキョン演じる円子が、「土日レジャープレゼン」の時に言っていた「天は我々を見放した」というのは、映画「八甲田山」の有名なセリフで、流行語になったそうです。映画「八甲田山」の原作は実話をもとにした、新田次郎の小説だそうですが、実際に、当時陸軍歩兵大尉だった神成文吉(かんなりぶんきち)さんが言ったのは「天はわれわれを見捨てたらしいッ!」だったそうです。

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これを調べていて思い出したのは、イエス・キリストが十字架に付けられて、死ぬ間際に叫んだと言われる「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」でした。これは、ギリシャ語で「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と訳される言葉ですが、鬼気迫った感が、酷似していますね。

そのあとの、燃え尽きた・・・というのは、もちろん「あしたのジョー」ですね。「土日レジャープレゼン」で左江内は、毎回燃え尽きてるらしいですが、なぜ止めないのか逆に気になる・・・円子主導らしいからそのうち理由を聞けるだろうか・・・

それにしても、今回の佐藤二朗さん演じる米倉は個人的には、現時点で最高の演技でした。前回の「インド人の動き」も面白かったですが、今回のはまた別格の壊れっぷりがたまりませんでしたね。そして帽子が小っちゃい(笑)

ドラマ「スーパーサラリーマン」第6話の堤真一さんと佐藤二朗さんのからみ!
今回は佐藤二朗さんの1人演技に堤さんも本当にウケてる!?みたいに見えますね。笑
しかし、あいかわらずくだらない絡み。笑 pic.twitter.com/9TeLJb50Dm — ゆきた (@8h6Kc) 2017年2月18日

それから、今回は、左江内スーパーマンの新たなワザが明らかになりましたね。なんと、いつも、事件解決の後に出されていた「忘却光線」。あれ、胸の前でバツを作るだけで、出さずにおけることができたんですね。

たしか、前回の話では壁を「透視」できることがわかりましたが、他にもどんな技を持ってるのでしょうか?

ちなみに、原作マンガでは忘却光線を消すというのはなく、スーパースーツを洋服の下に着ることで、パワーを発揮しながらも、記憶を消さずにしておくという技を披露しておりました(笑)

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