精霊の守り人シーズン1第2話感想ネタバレ。壮絶!バルサの流す血と涙 ファンタジーってこんなに重かったっけ?!

精霊の守り人シーズン1は全部で4話。第2話では、新ヨゴ国の第二皇子チャグム(小林颯)の抱えている魔物の正体がはっきりします。

そして女だてらに用心棒稼業をしているバルサ(綾瀬はるか)の壮絶な過去が徐々に明かされていきます。

戦闘によって流される血と苦しみの涙は視聴者の心を揺さぶります。ファンタジーって、楽しくて愉快なお話だけじゃないんだ、と驚かされる第2話です。あらすじはこちら!

チャグムの水の精霊に救われるバルサ。「精霊の守り人」第2話あらすじ

帝(藤原竜也)の刺客からチャグムを守ろうと必死で闘うバルサでしたが、ひどい手傷を負い、危うく打たれそうになります。そのピンチを救ったのは、チャグムの体に巣くった水の精霊でした。

呪術師トロガイ(高島礼子)の弟子タンダ(東出昌大)は瀕死のバルサを助け、水の精霊がチャグムに卵を産み付けたことを突き止めます。ヤクーの言い伝えによれば、この卵を無事にかえさないと世界は干ばつにあえぐというのです。

しかし、この話を帝に報告した星読みのシュガ(林遺都)は、星導師(平幹二朗)の手で地下室に閉じ込められてしまいます。建国神話を揺るがす流言はこの国ではゆるされないのです。

バルサは、刺客から、そして卵を食おうと狙っている土の精霊ラルンガから、チャグムを守らなくてはなりません。双方から同時に襲われたバルサたちはからくも難を逃れ、タンダと3人で山奥へと逃げました。

もうすぐ長い長い冬がやってきます。

元アイドル、吉川晃司が渋い、渋すぎる・・・「精霊の守り人」第2話感想

第2話を観て「えっ?子ども向けのお話じゃないの?」と驚かれた方もいるのではないでしょうか。だってけっこうグロいシーンがありましたよね~。

刺客ジン(松田悟志)と斬り合って背中を裂かれたバルサの手当をするタンダの手には、めちゃめちゃ太い針と糸が……。

あれは痛い!そして怖い!正直戦闘シーンよりビビりました。あれで縫われたら相当すごい傷が残るんだろうな。バルサの肩にもみみずばれのような傷跡がありましたよね。

そしてラルンガに裂かれた子どもの足が土から生えていて……。八墓村を彷彿とさせる映像でしたね。ちょっとやりすぎ感はありますが、この世界の厳しい現実が伝わってきます。

でも怖いよ~。

今回明らかになったバルサの過去も壮絶でした。初めて人を殺したときの記憶がバルサの脳裏によみがえってきます。相手は悪い奴だったんだけど、バルサに人殺しなんかせずに逃げろって言ったりしてました。

若い娘が修羅の道を生きることについて、何か思うところがあったんでしょう。でも、とどめをためらうバルサに容赦なく斬りつけるとか、ひどい!ただこれがバルサが生きて行かざるを得ない現実なんですねー。

そしてまた殺したあとのバルサの咆哮と涙を淡々と受け止めてくれるジグロ(吉川晃司)がシブい!吉川晃司が昔アイドル歌手だったって知ってます?広島出身だし、今後も菅原文太ばりのシブみを発揮してほしいなぁ。

さて、チャグムの体に産み落とされた精霊の卵は水の精霊のものだとはっきりしました。バルサが闘うべき相手も帝の刺客である狩人と土の精霊ラルンガだとわかりましたね。

3人は長い冬の間、追っ手を逃れて冬ごもりをするようです。バルサは、厳しい状況に置かれたチャグムに自分自身の過去を重ねていて、彼にこの世界で生きる術を教えていくみたいです。

第2話が激しかった分、次回は少し穏やかな展開になるのでは?それにしても、第1話のバルサをかくまってくれた店主といい、今回の用心棒やヤクーの老人といい、脇役がいい味を出しているドラマですね。

市井の人々の暮らしに説得力があります。こういう部分がファンタジーの世界観を支えているんですね。チャグム皇子が冬を越えてどんな風に成長するのか?次回も注目です!

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