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山田孝之、ムロツヨシなどが出演するテレビ東京の毎週金曜深夜放送のドラマ
「勇者ヨシヒコと導かれし七人」。今回はドラマの第10話の感想です。
小堺一幾さんが大活躍の第10話
個人的には仏との非常にくだらないやり取りが長めに放送されたので嬉しかった~
いよいよ7つのオーブも集まり、魔王との決戦のまえに、ヨシヒコたちを邪魔するものが・・・
何はともあれまずは、今回の放送のあらすじを振り返ります。ネタバレ注意です!
第9話はこちらから→黒ヨシヒコVSアルフレッド先輩!ラブライブはじめ学園モノパロ満載!「勇者ヨシヒコと導かれし七人」9話ネタバレと感想!
ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」第10話「天空城」あらすじネタバレ!妹の愛を乗り越えるヨシヒコ
ついに7つすべての玉を手に入れたヨシヒコ一行のもとに、仏が現れる。お告げによれば、魔王が住む大神殿は険しい高山を越えたところにあり、歩いて行くのは不可能。
さらに、神殿に入る唯一の手段は空を飛べる「天空城」を飛ばすことだが、いまはなぜか飛べなくなっているという・・・
ムラサキ「もっとちゃんとした仏だったら、こっちだって言葉づかい考えるわ」
仏「それじゃまるでおれがしっかりしてない、ちゃんとしてないみたいじゃない!」
ムラサキ「ちゃんとしてねーじゃねーかよ」
仏「ゔぇおはっƒø?∆øߘ」
メレブ「なんだそれは、どんな感情なんだな、泣いてんの?何?泣いてんのね?ムラサキあんまキツイ言い方やめなさい、泣いてんだって、泣き止みなさい。もうほら」
ヨシヒコ「大丈夫です仏。仏はちゃんとしてる時もあります。」
仏「やった!」
メレブ「おお、なんで今の言葉で立ち直れた?よく聞けよ、ちゃんとしてるときもありますってことは、大抵ちゃんとしてないってことだからね。」
仏「いや、今最もね、勢いのある仏といえば私こと仏8号」
ムラサキ「えっ4号でもなくなったの?」
メレブ「えっ降格?降格?」
仏「違います〜もともと8号ですー!」
ダンジョー「うそをつくんじゃいない!」
ムラサキ「ずっと4号だったじゃねーかよ!」
仏「いろいろあったんだよー!!」
メレブ「やめれ、逆ギレんな~」
仏「あのねほんとね、君たちは知らないかもしれないけど、本当に色々あったの。」
メレブ「知ってるわ、全部見させられたわ。不倫とか学歴詐称とか。」
仏「ちょっと待てよそれはもうちょっとさ、弁明の機会をね、与えてもらってもよろしいでしょうか、それ。」
メレブ「いらねーよそんなの!そんなのきく尺はねーんだよ!お前の弁明分の尺はねーんだよ!そういった分の尺はねーんだよ!尺は!」
仏「お前な、何だよそうやって尺が尺がって、お前は釈由美子かー!」
(・・・・・・)
仏「ねっ。あの降格するとギャグまでつまらなくなるんだ」
ムラサキ「面白いこという必要がねーの。」
ヨシヒコ「仏!お告げを。」
仏「うん、ヨシ君。止めてくれて、止めてくれてありがとう。このままだと、仏のトークショーになるところであった。ね、え。まずは玉がそろっておめでとう。えー七つの玉がそろいますとですね。そのーシェンロンという大きな龍がでてきます。そのさいに三つの願い事をかなえてくれるわけですけども、その後もですね、ベジータとかフリーザといった強力な敵が出てきます。ってうっそー!!!!!」
(・・・・・・)
仏「ややウケ。」
メレブ「誰もウケてねーよ」
仏「はい、わかりました。いいですか、いよいよこの先に、魔王の住む大神殿がございます。ただねいま大神殿は、すっごい山々に囲まれております。」
ダンジョー「越えればいいのか?」
仏「いやいやいや、越えればいいとかね、登るといった代物じゃないんですよ。もうね、90度。あーん、90度。あーん、90度、あーん、90度。そいでね、もう高さがね5000メートルぐらいあるわけです。」
ヨシヒコ「そんな、どうやって入ればいいのですか?魔王の大神殿は。」
仏「うん、さすがヨシヒコ。いい質問だ。」
メレブ「誰でもそう聞くわ。」
仏「いやこれね、正直申しますとね。飛ぶしかないわけです。」
ヨシヒコ「空飛ぶじゅうたん!」
仏「あっ、いいね、キラッキラした目で言ったねいま、よっくんね!『空飛ぶじゅうたん!』ね!いいですね!ただね、えーと、絨毯で越えられるレベルじゃないんですね、高さが。」
ムラサキ「じゃ入れねーじゃねーかよ」
仏「ところが、空を飛ぶ城というのがございます。」
ヨシヒコ「空を飛ぶ城?」
仏「ただねこの空飛ぶ城、とある事情と言いますかね、その~とある問題でね、今ちょっとね飛ぶことができなくなっちゃってるの!」
ヨシヒコ「どうすればその城は再び飛ぶのですか?」
仏「うん、わかんな~い♡」
ムラサキ「殺すぞ!!」
仏「とりあえずさ、行って聞けばいいじゃない。場所だけ教えるから、ね。」
ムラサキ「ほんと使えねーわ~やっぱ8号だわ~」
ダンジョー「わかった早く城まで案内しろ!」
仏「良かろう。案内しよう。ついてまいれ!」
メレブ「おー今のかっこよかった頼りになるね。」
ナビゲートの外国人「ハーイ!ナビゲーツ!!」
メレブ&ムラサキ「お前じゃねーのかよ!」
一行は天空城に向かうが、城は訪れる人間を拒んでいるかのよう・・・
管理人プサールは快く案内をしてくれるが、第一の間では司会カズーキに第二の間ではマチャアキに第三の間では、ドラマ「北の国から」のシチュエーションにより、ザラキで全滅させられてしまう。
そんな時メレブは呪文を覚えるが・・・
ヨシヒコ「しかしあの神殿が飛ばないかぎり、大神殿にはいけない」
ムラサキ「永遠、ザラキくらって生き返っての繰り返しだよ」
メレブ「さて、そんな絶望、ああ絶望、もはや絶望の真っただ中、そんな『絶 望ダービー』のゲートが開いたこの瞬間も新しい呪文を手中に収めた私。」
ヨシヒコ「やりましたねメレブさん。これで城を飛ばし、魔王を倒すことができる!」
ムラサキ「んな大した呪文、こいつが持てる可能性なんて、ゼロを通り越してマイナスですよ」
メレブ「あははっ、そんなムネ平さんに1000点、いや、(いいよね?)全部!」
ダンジョー「おい、どんな呪文だ?」
メレブ「私はこの呪文を、(あっあっあっあっ)モスキテ。そう名付けるに至った。」
ヨシヒコ「モスキテ。勝ちましたね!」
メレブ「名前だけでは勝てんぞヨシヒコ!いいかよく聞け、今呪文をかけられたものは、どうにもこうにも耳元で蚊が飛んでいる気がする。あるでしょ、夜中にさ、耳元に蚊がぶ~んて飛んでくるとき。」
ヨシヒコ「あります」
メレブ「あれが、『来る』ずっぅと。するとどうだろう、もう敵はもう~戦うどころではない!呪文を唱える余裕もない!とにかく蚊に刺されたくない一心!」
ヨシヒコ「どんな敵でも勝てる!」
ムラサキ「ねー戦ってるときって、動いてるし、うるさいしその程度の音、気にならないんじゃないかな~!」
メレブ「ははっ、そんなムネ平さんにモスキテッ!」
蚊の襲撃を受けるムラサキ。いつも通り自ら魔法にかけてくれというヨシヒコはフラメンコを踊っているようになる。
4度目の天空城。ピサーロがわざと魔王のもとに行かせないようにしているのではないか、そして、ピサーロは魔王の差し金ではないかと疑うヨシヒコ・・・・すると不敵に笑い出すピサーロ
ピサーロ「よくぞ何回も全滅しても懲りずに来るもんだよ!そんなに倒したいか魔王が!」
ムラサキ「なにやつ!」
ピサーロ「いいんですよ魔王なんか倒さなくても!恐怖に怯えながらでも村では生きていけるんですから!」
ヨシヒコ「そうではない!奴らはいつか村の結界を破り、すべてを根絶やしにする。その前に魔王を倒さなくてはならないのだ!」
ピサーロ「それならほかの人がやればいい!どうしていつも、アニ様だけが、その使命を負わなくてはならないのですか?」
ムラサキ「アニ様?」
ヨシヒコ「やはりそうだったか・・」
(変化の杖で変身するピサーロ)
ヒサ「今は全滅しても教会に行けば生き返る。しかし魔王はその命を永遠に葬る力を持つといいます。」
ヨシヒコ「それでも行かなければならないのだ。わかってくれヒサ!」
ヒサ「今までアニ様はこの世界を救ってきました。けれど、今度は、今度こそは、魔王に命を取られてしまう。」
ヨシヒコ「私がお前のもとに帰らなかったことがあるか。帰るさ。必ずや魔王を倒し、平和を取り戻したカボイの村へ。私は帰る。」
ヒサ「アニ様・・・信じていいのですか?アニ様。」
ヨシヒコ「ああ。私を諦めさせようとなんども全滅に追い込んだんだろうが、私は諦めなかっただろ。」
ヒサ「はい・・絶対に諦めてくださると思っていたのに。」
ヨシヒコ「私はもう、カボイの村にいたころのヨシヒコではない。紛れもない勇者なのだ。安心して待っていろ。」
ヒサ「アニ様!」
すべてピサーロの得意のモノマネであったということで、ヨシヒコは早速起動装置に7つのオーブをセットする。すると天空城は、スペースシャトルのように空へ発射し、魔王の城のもとへ到着する。
ヨシヒコ「ヒサ、天から我々を見守ってくれ。」
メレブ「ここに、魔王が・・・」
ムラサキ「魔王は永遠に命を葬るって言ってたな・・・」
ダンジョー「逆に、魔王を葬り去ればいい。」
ヨシヒコ「倒す必ずやこの手で魔王を。」
いよいよ、ヨシヒコたちは魔王との、最後の戦いが始まる・・・
第10話「天空城」の登場キャラ&パロディ&小ネタ!ラピュタも期待したけども・・・
天空の花嫁のプサン:小堺 一機
天空城の管理人。ヨシヒコの妹ヒサの頼みで、ヨシヒコたちを魔王のもとにいかせまいと、得意のモノマネでヨシヒコたちを拒む。
元ネタは、ドラクエ5の自称天空人、プサン。回り続けるトロッコにうっかり乗って20年間回り続けていたというツワモノ。正体は天空の神マスタードラゴン[出典]
プサールが何度もヨシヒコたちを全滅させていたのが、ザラキという魔法。元ネタもドラマと同様「パーティーを全滅させる」というザラキという呪文だそうで、名前の由来は聖書のエノク書に登場する七大天使の一人で「ザラキエル」と呼ばれる事もあるサリエルではないかと言われている。それは、サリエルが「相手を凍らせて殺してしまう」力を持つというところから。[出典]
ごきげんよう&チューボーですよ!風の空間
第一の間では「ライオンのごきげんよう」風の空間で、史上最強に面白い話を出来なかったヨシヒコたちをザラキにより全滅させる。
第二の間では「チューボーですよ!」風の空間で「鮭のムニエル」を作れなかったムラサキに「星ゼロです!」といい、またしてもザラキで全滅させる。
小堺 一機が司会のバラエティ番組「ライオンのごきげんよう!」は2016年の3月で終了。25年3カ月の長寿番組。堺正章が司会の「チューボーですよ!」は2016年12月24日をもって終了(予定)。22年9か月続いた長寿番組。
北の国から~遥かなる大地より~
第三の間でのピサーロは田中邦衛が演じた、北の国からの主人公、黒板五郎に成りすます。
五郎の子供たちを演じたのは、「いただきハイジャンプ 跳び箱チャレンジ」などに出演する坂元杏瞳(さかもとあみ)と映画『ウルトラマンX』や日曜ドラマ「仰げば尊し」に出演していた高木星来(たかぎせらい)
店員を演じたのはNHKドラマ「植物男子ベランダー」やドラマ「HERO」に出演の川面千晶(かわもちあき)
このシーン原作では、家を火事にしてしまった純(吉岡秀隆)がそれまでついていた嘘を正直に話し、泣いてラーメンを食べられずにいたところ、閉店時間が過ぎ、店じまいをしたい店員(伊佐山ひろ子)がラーメンどんぶりをかたずけようとすると、正直に話した子供への気持ちや、それまで嘘を付いていたことを許せない気持ちやらを抱えていた黒板五郎(田中邦衛)が怒鳴るというシーン。
わかりやすい解説はこちら
仏より使える。ナビタイム風案内人
仏8号の代わりに空飛ぶ城まで案内してくれた外国人ナビゲーター。
演じたのはマックスパンサーさん。限りなく某道案内アプリに酷似していますが、こちらは、ナビゲート。ナビゲートのイントネーションが「ナビタ〇ム」にそっくりでした(笑)
第10話「天空城」で覚えた呪文「モスキテ」
耳元で蚊が飛んでいるような錯覚に陥らせるというっ呪文。その威力はヨシヒコをフラメンコのように躍らせ、ダンジョーが「好きなんだけど~」と歌うほど。ダンジョーの歌の元ネタは西郷輝彦の「星のフラメンコ」