【あらすじ】ラウル王子(高良健吾)鬼の所業!板垣チャグムの反撃ののろしは上がるのか?精霊の守り人シーズン2「悲しき破壊神」第6話感想ネタバレ

精霊の守人Ⅱ~悲しき破壊神~第6話は、全編チャグム王子(板垣瑞生)のターン!というか、タルシュ帝国の黒王子ラウル(高良健吾)にいじめられるわ優しくされるわ、耳元で甘く囁かれるわで、猫にいたぶられるハツカネズミを観ているような気分でした。いいぞもっとやれと視聴者のテンションが上がるなか、最後は雄々しく立ち上がったチャグム殿下は本当にご立派です!負けないで!

<前回のあらすじはこちららどうぞ>

【あらすじ】冷酷な王子ラウル・高良健吾が華麗に登場!チャグム皇子は初恋の予感?守り人シーズン2「悲しき破壊神」第5話感想ネタバレ

蹂躙されるチャグム皇子……「坊やだからさ」シーズン2「悲しき破壊神」第6話あらすじ

囚われの身となったチャグム(板垣瑞生)は、ラウル王子(高良健吾)の前に引き出されました。慎重に言葉を選んだつもりでしたが、チャグムの発言は王子の怒りを買ってしまいます。「お前は私と闘うと言ったのだな?」ラウルが新ヨゴ国に攻め入るというビジョンを聞いて、チャグムは動揺します。「父が認めぬわたしにいったい何をしろというのです!」

ラウルはチャグムにある考えを示しました。世界を征服するのは人々に真の幸福を与えてやるためなのだとラウルは話します。「私とお前で共通の世界を創ろう」ラウルの提案は、チャグムを帝にしてやるというものでした。

真ヨゴ国にはすでに内通者がいて、準備は万端だというのです。「わたしに父を殺せというのか!」チャグムは激しく拒絶します。こうなっては全面戦争になるしかないのでは……。

ところが、ラウルはもう一手先を用意していました。ヒュウゴ(鈴木亮平)を裏切り者として吊るし、処刑しようというのです。ヒュウゴの傷ついた姿を目の前にしたチャグムは耐えきれず、ひざまずいて服従を誓うのでした。

捕虜釈放を条件として、チャグムは帰国の途につきます。しかし、このまま国に帰るわけにはいきません。チャグムは一計を案じます。自分は帝の刺客モンに殺されたことにしてロタ王国へ逃げよう。そして援軍を連れて新ヨゴ国へ、父のもとへ帰るのだ、と。

側近たちに言い含め、チャグムは夜の海へ身を投じました。「誰かのために生きるなら、顔も知らないものたちのために生きろ」バルサの言葉を胸に抱きながら。

ディーン様との同盟に向かう板垣チャグム頑張れ!シーズン2「悲しき破壊神」第6話感想

なぜか全編妖しいムードの漂う第6話です。高良健吾のカリスマ性が存分に発揮されて、ドキドキさせられました~。本当に何のプレイですか!チャグムがすっかり翻弄されちゃってかわいそうです。

一生懸命考えて「ラウル王子に会ってみよう!」と目をキラキラさせて謁見に挑んだのに、相手は百戦錬磨の強者だったものですから、すっかり赤子の手をひねるようにもてあそばれてしまいましたよね。

頬に手を当てての「坊や」呼ばわり。屈辱……を感じるヒマもないんですね、チャグムは本当に坊やだから。いつもいつも涙ぐんでしまう板垣瑞生くんが可愛すぎます。これはラウルじゃなくてもいじめたくなるかも~。

「父を殺せというのか!」とチャグムが叫んだあとの高良健吾が圧巻で、さずかの演技力です。表情ひとつでラウルの複雑な感情がすべて表現されるという重要なシーンで、見応えが、ありました。「ハァ?おまえマジで言ってんの?」という彼の純粋な驚きが込められてましたよね。

ラウルはおそらく愛されずに育った子。第二王子ということでさして大事にもされず、生来の残虐さで身内からも疎まれていたのではないでしょうか。そんなラウルは、父からほいほいと最前線へ送られるようなチャグムとは通じあうものがあると思っていたはず

ところが、チャグムはバルサとの旅で、すっかり愛されて真っ直ぐに育っちゃってますからぜんっぜん違うんですよね!性根が!ピュアピュアなチャグムに毒気を抜かれたような、眩しい憧れと同時にねたましさを感じているかのようなラウルの顔がみどころです~。

この瞬間、何がなんでもこいつを服従させたいと思ったんじゃないかな、ラウルは。

見どころと言えば、あの肉体美をほこる鈴木亮平さんが半裸で手首を縛られ吊されるという誰得シーンもはずせません。大人の女性ファン向け……なんでしょうか、どこへいこうとしているんでしょうかNHKは。

チャグムに「わたしはあなたの民ではありません」といったヒュウゴは、こうなることを半ば予測していたのでしょう。自分のためにチャグムが判断を誤ってはならないと警告していたのですね。しかしチャグムは彼を救います。

チャグムは情け深い王子だから。その情けがあだになるのか、国を治める力になるのかは、今後の彼の生き方次第でしょう。が、がんばれチャグム!ラウルに負けないで!

坊や扱いされたチャグムは、それでも最後の最後に反撃ののろしを上げようとしていますね。ロタ王国に同盟を結びにいくというのですが、どうなることやら……。だってあの優しくしてくれた王さまは亡くなっていて、あとに残っているのはロマンチストのおディーンさまですからね。

甘ちゃん同士が同盟組んでもなぁ。

それよりは、下品で粗野でずるがしこいログサム(中村獅童)が何かしでかしてくれるような気がします。

新ヨゴ国にいる内通者が誰なのかも非常に気になりますし、あと3回で終われるのかどうか心配になってきましたね。いや本当に大河!壮大なストーリーの結末が楽しみです!

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