「ドラえもん」で有名な、藤子・F・不二雄さんの作品が原作のドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第7話あらすじと感想です。
ネタバレしていますので、ネタバレありえない!という方は「ページを戻って」くださいね~
前回分の感想はこちら
◯ヒーローだけにキャプテンアメリカへのオマージュか?ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第6話感想あらすじ
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スーパースーツを受け継ぐウィケ杉!ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第7話あらすじ【ネタバレ】
深夜のコンビニ強盗(鈴木浩介)を解決しにいく左江内(堤真一)。
しかし、左江内とコンビニ店員(坂田聡)は犯人を差し置いて、スーパーマンやウルトラマンが眠ることについて世間話をする。無視をされて興奮した犯人が拳銃を撃つが左江内には全く効かないため、犯人はあっけなく降参する。左江内はコンビニ店員から廃棄するおでんを勧められ、ビールで晩酌することになる。
小池刑事(ムロツヨシ)と刈野警察官(中村倫也)がやってきて、左江内がおでんを食べているところを見て、小池刑事は一緒に晩酌をするため、刈野警官に犯人の連行を任せておでんを食べる。しかし、すぐに左江内が帰り「忘却光線」で記憶がなくなり、小池刑事はコンビニ店員から「おでん泥棒」と勘違いされる・・・
藤子建設の昼休みにテルバニアでのテロ事件のニュースを見た左江内は、自分の無力さにショックを受け、池杉(賀来賢人)と飲みに行ってその悩みを打ち明ける。池杉は酔った勢いでスーパーマンをやるという・・・
翌朝、左江内は寝坊し、変身バッジで通勤しようとするがバッジがないことに気付く。昨夜のことを忘れていた池杉は、家にスーパースーツがあることを見つけ、会社で、それが左江内からのモノだと知る。
左江内は営業で外出しているときに、チンピラにやられて困っている人を見るが「もうスーパーマンじゃないんだ」と見て見ぬふりをする。
池杉はスーパースーツを着てそのスーツが本物であることを知り、透視能力や力の強さに驚く。会社で左江内が頻繁にトイレに行っていたのは、スーパーマンとして活動していたことを知り驚く。早速SOSが聞こえ、いやいや事件現場に向かう。
火災現場で銀行に預けていない貯金を取ってきてほしいという男性を助けるが、人助けの恐怖から、スーパーマンの仕事をやりたくないと思う。それがスーパーマンの宿命だという左江内を尊敬するが、これからその責任をお前が負うんだと言われ、消極的になる。
左江内は家の風呂で久々にゆっくりしていると、円子(小泉今日子)たちからカビが生えたから片づけろと言われ、風呂に氷を入れられ、扇風機を当てられる・・・
池杉は、3人組のチンピラにナンパされる女性を助けて、逆にナンパして夜景のきれいなビルの屋上で乾杯する・・・続けて女性をナンパする池杉は、左江内からしっかりと仕事をしているか?と問い詰められる。
彼氏にフラれ失恋した女性を助けたスーパーマン池杉は、その女性とホテルに行こうとしていたところを同僚で彼女の蒲田(早見あかり)と、一緒にいた下山(富山えり子)に見つかる。蒲田に強引に引っ張られていき、その際に、スーパースーツを置き忘れてしまう。
円子はヨガにはまり、ヨガの格好をしたまま寝ていた。左江内はニュースで銀行のお金が突如消えるという謎のニュースを知り、それがスーパースーツのせいだと考えた左江内は、池杉を問い詰める。すると池杉がスーパースーツを失くしたことを知り、謎の老人(笹野高史)を探しに行く。そして、偽スーパーマン(間宮祥太朗)と戦うため、もう一着スーパースーツをもらい犯人のもとに行く。
しかし、予備のスーパースツは力が弱く、銀行強盗をする偽スーパーマンにボコボコにされる左江内。そこで、ポケットにバッジが入っていたことに気付き、変身して犯人を倒し、強盗されたお金をすべて返却する。
左江内は池杉に忘却光線を浴びせ、すべてを忘れさせる。老人に事の次第を話すと、予備のスーパースーツがただのスキーウェアだったと知る・・・
寝坊した左江内は、いつものようにはね子(島崎遥香)ともや夫(横山歩)をスーパーマンになって学校まで届けるが罪悪感に苛まれる・・・
どんどん深イイ話になってるよね?ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」第7話感想
なにげにどんどん「イイ話」のドラマになりつつあるのが素晴らしいです。
今回はスーパーマンの世代交代か?なんて思いましたが、結局左江内さんは、心底いい人だから、スーパーマンをやめられないようですね。
池杉がスーパーマンに向いてるか試していたとも見えますが、彼は本当に向いてない(笑)
これを見ていて、実は、スーパーマンをやるのってかなり難しいのかなと思いました。その仕事っぷりが公のものにならないようにしなければイケナイわけで、誰からも忘れ去られていても、事故や誰かのSOSに駆けつけなければイケナイというのは相当「奉仕」の精神がないとできないことだなと思いました。
その点池杉はそもそも「怖い」とか言ってできないし、左江内に嘘ついて、ナンパにスーパースーツを使っちゃうし・・・
これまで左江内さんは、忠実にスーパーマンの仕事をしっかりとやっていたんだなと感心しました。
ドラマでは、なぜ左江内がスーパーマンとして選ばれたか?という部分は明確には描かれていないようですが、原作では・・・
- 最大公約数的常識家
- 力を持っても大それた悪事のできない小心さ
- パッとしない目立たなさ
という、左江内氏がスーパーマンとして選ばれた理由が描かれています。
要するに、とにかく常識を知っていて、それを守る事ができて、ある意味危険なことにも使える力を持つスーパーマンになっても、悪事の出来ないという小心さ。
これを笹野高史さん演じる謎の老人も、しっかりと見極めて選んでいるのでしょうか?その辺をドラマでも描いてほしいなと思いますね。
そして、毎回楽しみの佐藤二朗さんの「コーナー」
今回はなんと「古い号外を配る男」
前回の八景島シーパラダイスのヒーローショーの監督役が強烈過ぎて、今回は落ち着いた感じでしたが、古い号外を配るという設定がすでに面白すぎましたね!
ちなみにドラマで配られていた号外の日付が・・・
「トランプ当選」が2016年1月9日頃。
「小池知事当選」が2016年の7月31日。
「東京スカイツリー完成(竣工)」が2012年2月29日で開業は5月22日からだったそうです(笑)
そんなことは置いておいて、今回の二郎さんをお納めください。@paru_pun_teさんアップありがとうございます。
本日の米倉さんです、ご覧下さい pic.twitter.com/Wo5nFDRe8I — ( ˘ω˘ )はる( ˘ω˘ ) (@paru_pun_te) 2017年2月25日