ドラマ【越谷サイコー】ロケ地を紹介。しらこばと橋やレイクタウン「大相模調節池」での素敵なシーンの数々。

2018年2月に放送のドラマ【越谷サイコー】

主演は朝ドラ「ひよっこ」に出演し、主人公の幼馴染・時子として話題となったモデル・女優の佐久間由衣。

その役は古い家を売ろうとしたところ先祖の幽霊と出会うことになる女性・加奈子。

先祖の霊役に佐藤二朗、その霊が成仏できずにいる古民家で雑貨屋を営んでいる加奈子の祖母に竹下景子がキャスティングされました。

ここでは、ドラマ【越谷サイコー】ロケ地を紹介しています。

ドラマ【越谷サイコー】で登場した越谷周辺のロケ地

主に越谷や、さいたま市で撮影されたと言うドラマ【越谷サイコー】

そのロケ地は以下となります。

加奈子(佐久間由衣)良枝(竹下景子)伝助(佐藤二朗)が住むお店のロケ地「木下半助商店」

日光街道越谷宿の中ほどに位置し、明治前半から営業されている木下金物店。

ここは、加奈子(佐久間由衣)も住む祖母・良枝(竹下景子)が営むお店として登場し、佐藤二朗演じる先祖の伝助(佐藤二朗)との出会いの場所でもありました。

木下金物店を営む木下家は、江戸時時代から日光街道の宿場「越ヶ谷宿」の金物商で、明治に被災して今の場所に店舗を立て直したそうです。これはそのままドラマの設定としても登場していました。

店佇まいとは裏腹に、店舗の奥にある土蔵や石蔵(いしくら)と主屋(しゅおく)や、ドラマで加奈子もお参りしていた敷地内の稲荷(いなり)社の4件が国登録有形文化財として認定されています。

そう簡単に「古民家カフェ」とせずに、そのまま残すことの重要性がドラマ内では克明に描かれていました。

木下金物店の住所:埼玉県越谷市中町4675

加奈子(佐久間由衣)と三ノ宮(飯島寛騎)が伝助(佐藤二朗)とともにお茶をした『鉄の城』のロケ地は「越谷レイクタウン」

ドラマ内では加奈子が幼なじみの三ノ宮(飯島寛騎)とともに、幽霊の伝助を案内するというシーンで登場し、阿波踊りも見ることができました。

伝助は仏壇に置いてある「お盆」に飲み物や食べ物を載せることで、そのものを「たべる」ことができると言う衝撃の設定が明らかになったシーンでした。

佐藤二朗と佐久間由衣の演技が面白すぎるシーンでした。

もともと、河川の多いこの地域に水害対策の調整池を作る計画があがり、その中に新しい街も作る形になったという越谷レイクタウン。2018年でちょうど10年目に、地域ドラマの重要なロケ地となりました。

伝助(佐藤二朗)と良枝(竹下景子)がヨットに乗って告白大会をしたロケ地「大相模調節池」

同じく、越谷レイクタウンの中にある調整池「大相模調節池」が、良枝おばあちゃんと先祖の霊・伝助がお互いに隠していたことを伝えあうシーンとして登場しました。

伝助が、探し続けていた「櫛」を幼少期に見つけていたにも関わらず隠していた良枝と、良枝に「優曇華の花」が咲いていて、死期が近い事を知っていたことを隠していた伝助。

心温まるシーンで、このドラマのハイライトシーンの一つでもありました。

越谷の魅力を見つけようと加奈子(佐久間由衣)たちが訪れた「越谷御殿(越ヶ谷御殿跡)」

加奈子が越谷のいいところを探したいと言って、良枝、伝助、三ノ宮とともに訪れた場所の一つとして登場したのが、家康が鷹狩のために建てた壮大な御殿があった「越ヶ谷御殿跡」

ドラマでも説明されていましたが、当時この辺りには、鶴がたくさん生息しており、鷹狩りに訪れた家康が、鶴を19羽捉えたこともあると言う場所。

現在でも付近にある鷹匠橋という名前からも、この辺りに御鷹場があったことが伺えます。

そして、1657年の江戸の大火の際には、消失した江戸城二の丸として、この越谷御殿がうつされたそうです。伝助さんが亡くなった9年後の出来事でした。

しかし、現在では越ヶ谷御殿があった一帯は畑地として利用され、元荒川沿いに石碑と説明板が建っているのみ。

周辺は、とても静かな住宅街で、ドラマ撮影の時、熱を込めてお芝居をする佐藤二朗の「駕籠屋〜!」と言う声の大きさに鳥は飛び立ち、ご近所の方々からは拍手もチラホラしていたとか。

越谷の魅力を見つけようと加奈子(佐久間由衣)たちが訪れた土手のシーン「しらこばと橋」

越谷駅から東の元荒川にかかる橋。

ここは加奈子が祖母の良枝から「過去を大切にすることの意味」を教えられるシーンとして登場しました。建物など「目に見えるもの」だけが、歴史ではないと言う素敵な「想い」を話すシーンでした。

橋の主塔部分は、国の天然記念物でもあり、埼玉県や越谷市の鳥として指定されているシラコバトを模しており、夕暮れ時もとても綺麗なロケーションです。

この川沿いはかつて、梅の花が咲き乱れ、江戸からも多くのひとが花見にきたそうです。

住所は越谷市相模町7丁目で、最寄駅は越谷駅です。

越谷の魅力を見つけようと加奈子(佐久間由衣)たちが訪れたいちご狩り園「越谷いちごタウン」

伝助がイチゴの美味しさに驚くシーンが印象的なイチゴ狩りのシーン。

越谷の増森にある「いちごタウン」がそのロケ地でした。

休憩スペースやヤギと戯れることもできる施設で、毎年1月から5月あたりが開園時期です。(毎年気候により開園期間は若干の違いがあります)

越谷の魅力を見つけようと加奈子(佐久間由衣)たちが訪れた越谷市三野宮「香取神社」

拝殿

[出典]

ここは、タクシー会社の息子で、加奈子の幼馴染・三ノ宮のゆかりの地で、日本一の力持ちといわれた三ノ宮卯之助(うのすけ)の出身地がる越谷出会ったことがその由来でした。

関東地方を中心として全国に約400社もある「香取神社」ですが、越谷市の大沢香取神社の境内には、卯之助が持ち上げ、その名を刻んだとされる石が奉納されています。

どれもこれも「過去に起こったこと」であり、だからこそ「越谷の魅力はこれから作られる」と言うメッセージが込められているロケ地ばかりでした。

ぜひ、ロケ地巡りで行って見たいところです。

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