2018年2月に放送のドラマ【越谷サイコー】
主演は朝ドラ「ひよっこ」に出演し、主人公の幼馴染・時子として話題となったモデル・女優の佐久間由衣。
その役は古い家を売ろうとしたところ先祖の幽霊と出会うことになる女性・加奈子。
先祖の霊役に佐藤二朗、その霊が成仏できずにいる古民家で雑貨屋を営んでいる加奈子の祖母に竹下景子がキャスティングされています。
ここでは、ドラマ【越谷サイコー】ネタバレのあらすじと登場人物・キャストなどを紹介しています。
ドラマ【越谷サイコー】キャスト
浦井加奈子(佐久間由衣)
不動産会社「スピカホームズ」の従業員。6歳から祖母の営む雑貨屋「伝助商店」兼自宅で暮らし、14歳の時に母親を病気で亡くす。古い家がトイレが離れにあるなど、ただ古臭いだけの場所だと思い、更地にして新しい家に住むことや、地域活性化のために古民家カフェにすることなどを祖母に相談するが断られる。幼少期に「入るな」と言われていた蔵の中で伝助と遭遇。若夫婦の夫・権藤武から「越谷に住みたい!」と思える理由が欲しいと言われ、先祖の伝助の想いや、奥平から聞いたお祖母の病状を知り考えを改め、越谷の魅力を見つけようとする。その中で、「良枝あばあちゃんの想いを受け継いで未来に繋げるのも役割なのでは」と言う伝助の言葉から「越谷には何もないからこそ、これから暮らす人が歴史を作り、子供の代へ『プライド』をつなげるものです」と、権藤夫妻を説得する。幼馴染の三ノ宮を「アッシー」として使っている。祖母の良枝同様、幽霊が見える。
浦井良枝(竹下景子)
「伝助商店」店主。幼少期に偶然蔵に入った時、伝助を「見て」しまい、それ以来、話し相手として長い付き合いを持つ。伝助が探していた「櫛」を幼少期に見つけていたが、伝助が成仏してしまうのは嫌だと思いそのことを隠し続けていた。越谷の歴史を大切にするなら、この建物・お店をそのまま存続させることだと言う。そして、最初は何もなくても、その地に住むことで、大好きな人や、大切なものができて、そこが、価値あるものとなると話す。半年ほど前からガンを患っており、腫瘍のある場所が悪いことから、手術することもできず、死を受け入れる覚悟をしており、加奈子の邪魔をしたくないと奥平に口止めをしていた。
浦井伝助(佐藤二朗)
浦井家三代目当主。「伝助商店」はかつて越ヶ谷で一二を争うほどの大きな道具屋で、参勤交代の頃、長持、挟箱などの販売、買取、預かりなどの商売をしていた。明治時代の火事で、蔵も半分燃えたが、中は無事だったため今も生き延びている。幽霊のため手は冷たい。4歳の時に家康に抱っこされ越谷一可愛い子供として一目おかれた事があり、それが自慢。レイクタウンを「鉄の城」、現代の若者は「スマホに魂を奪われている」と信じている。加奈子に「櫛」がいっぱいあると言われ、レイクタウンに行くことになる。「お盆」の上に食べ物や飲み物をおくことで、食事することができる。テンションを「マンション」と勘違いする。「自分たちが生きていた時間を今に繋がったものとして受け継いで欲しい」と願っている。カフェラテとイチゴが好きになる。犬に吠えられる。
三ノ宮祐介(飯島寛騎)
加奈子の幼馴染で実家が経営する「越谷三ノ宮タクシー」のやる気のない運転手。加奈子に好意を抱き、どさくさに紛れて想いを伝えようとするが、誤魔化してしまう。伝助は見えないが、伝助が近づくと寒気を感じる。加奈子と遊んだ思い出や不思議な魅力があるから、加奈子の住む「伝助商店」を売ることに反対する。
奥平真智(奥田洋平)
「伝助商店」の常連客で、良枝のよき相談相手。農家を営む。良枝に恋心を抱いており、8割は友人として、2割は女として好きだと言う。半年前から良枝が癌であることを知り、良枝に口止めされ加奈子に話せずにいたが、良枝が店で倒れたことをきっかけに加奈子に良枝の病状を伝える。良枝の死後に店を手伝うようになる。
権藤 武(今野浩喜)
赤ちゃんが産まれたばかりの若い夫婦で、将来のことを考えて「越谷に家を買おうかな〜」と思い立ち、加奈子の会社が開催する住宅展示場にやって来る。「どうしても越谷に住みたい!」と思える魅力はないのか?と加奈子に質問を浴びせ、「これから住む人が、越谷の歴史を作って、子どもの代に受け継いでいく」と説得され妻の雅子の強引さに、住むことを決意する。
権藤雅子(吉澤ひとみ)
都内在住の子持ちの妻で、加奈子の説得で越谷に住むことを決意する。
佐藤ゆり(かとうれいこ)
不動産会社「スピカホームズ」の従業員。実家の「伝助商店」を、カフェとして再活用しないかと持ちかける、加奈子の先輩社員。
安田純一(川島潤也)
不動産会社「スピカホームズ」の加奈子の先輩社員。エグザイルのATSUSHIが越谷出身だと話す。
幼少期の浦井加奈子(横山芽生)
6歳の頃に良枝の住む「伝助商店」で暮らし始め、良枝に大事に持っていたコアラのぬいぐるみに、子どもコアラを縫い付けてもらう。
ドラマ【越谷サイコー】ざっくりあらすじ
子供が生まれたばかりの権藤 武(今野浩喜)と権藤雅子(吉澤ひとみ)の権藤夫妻に「住みたい!」と思える越谷の魅力を聞かれ、答えられなかった浦井加奈子(佐久間由衣)は、祖母・浦井良枝(竹下景子)ががんを患っていることを知ったことがきっかけで越谷の魅力を探し始める。
はじめは「伝助商店」をカフェにリノベーションすることなどを考えるが、先祖の幽霊・浦井伝助(佐藤二朗)や良枝の「歴史を大切にすることへの想い」を聞き、数々の史跡を訪れる中で、越谷の魅力は「これから作るの」だと感じるようになる。
ただ古臭くて不便な「伝助商店」の建物自体の価値ではなく、そこに息づく人の目に見えない歴史を「越谷の魅力」だとして、権藤夫妻を説得する。
*文中、キャストの説明、あらすじや見どころなど出典明記のないものは作品の公式サイトからの引用です。