【レミゼラブル 終わりなき旅路】日本版SPドラマネタバレ。迷った時は「難しい方」を選べ。養子縁組の正しい使い方。

2019年1月6日に放送されたスペシャルドラマ【レ・ミゼラブル 終わりなき旅路】

幾度となくリメイクされてきた世界的名著を原作に、ディーンフジオカと井浦新のダブル主演でフジテレビのスペシャルドラマとして描かれました。

はまり役として話題になったディーンフジオカ主演「モンテクリスト伯 -華麗なる復讐-」と同じ海外原作のリメイク作品に、ファンの間で期待の大きい今作。

ここでは、 SPドラマ【レ・ミゼラブル 終わりなき旅路】のストーリーのネタバレをご紹介しています。

第1章 神戸 1994~1995年|レ・ミゼラブル 終わりなき旅路

三年前に肝炎で最愛の弟・哲を亡くした馬場純(吉沢亮)。血液型が同じことから弟のドナーを名乗り出るも当時高校生で適用年齢に達しておらず、母・結子(富田靖子)とともに手術代を稼ぐ日々を送っていた。そんなある日、母に投資話をもちかけ、哲の手術代に当たる金銭をだまし取ったクリーニング店の店主、斎藤太(寺脇康文)とその妻・歌織(かたせ梨乃)と口論の末、暴力を振るわれた純は、太を押し倒し命を奪ってしまう。その後警察に連行され刑務所に服役したいたある日、純の元に弟の容体が悪化し、あと数日しか生きられないという知らせが入る。弟に会いたい一心で刑務所を脱走し病院に向かった純だったが、時すでに遅く、哲はすでに息を引き取ってしまっていた。生きる意味を無くし、茫然とする純はふらふらと道に進み出てトラックに轢かれ自らの命を絶とうとする。しかし間一髪純を助けたのは問題児が共同生活をしている「徳田育成園」の園長・徳田浩章(奥田瑛二)だった。事情を察した徳田は純を快く受け入れ、金髪で、左足に障害を持つ青年・渡辺拓海(村上虹郎)と同じ部屋に入れる。15人ほどが暮す育成園で寝泊りをし、拓海らとともに建築現場で働き共同生活を始めた純。

拓海はかつて弁護士に助けられたことから、自らも弁護士を目指し勉強を続けている青年で、東京に彼女を持ち、かつて母親から虐待を受けグレてしまい、その後、育成園で暮らすようになったという。当初は周囲への警戒心から心を開くことのなかった純だったが、拓海と打ち解け、お互いの過去を知り、いつしかかけがえのない関係となり信頼を置くようになる。育成園では「哲」と名乗っていた純は施設で1995年を迎えるが、その時拓海は母親の葬儀のため久々に故郷に戻っていた。帰ってきた拓海とともに初めてのお酒を飲みながら二人だけで語り合う純。いつしか寝入ってしまい、ふと目が覚めた純は強烈な揺れを体験する。気付いた時には瓦礫の下に埋もれ身動きが取れなくなってしまった拓海は、純に財布を渡していう。「俺になれ、俺になってやり直せ」拓海は、すでに自分が助からないことを察し、前科も家族もない無い「渡辺拓海」を名乗って人生をやり直せと言い放つ。躊躇しながらも、拓海の分も生きようと決意した純は、その後、渡辺拓海として東京へ移り住むことになる。その頃、父の命を奪われ純への復讐心を抱く東京の大学に通っていた斎藤涼介(清水尋也)も、母・歌織とともにのちに阪神・淡路大震災といわれる大災害の最中にいた。

第1章 登場人物とキャスト

渡辺拓海 村上虹郎
馬場純 吉沢亮
馬場結子 富田靖子
馬場哲 荒木飛羽
徳田浩章 奥田瑛二
四谷みどり モトーラ世理奈
斎藤涼介 清水尋也
斎藤太 寺脇康文

第2章 東京・神戸 2004年|レ・ミゼラブル 終わりなき旅路

2004年東京。刑事となって生活安全課で働いていた斎藤涼介(井浦新)は、チンピラの抗争をきっかけに弁護士の渡辺拓海(ディーン・フジオカ)と出会い、彼が持っていた徳田育成園の書類をきっかけに、自らの父の命を奪った馬場純が、震災をきっかけに渡辺拓海と名乗っていることを知るが、確実な証拠がなく逮捕するまでには至らずにいた。その頃、涼介の母・歌織は、父の死の責任を息子・涼介に問い詰められたことから自分を責めるようになり、歌織の抱える認知症は自らの息子がわからなくなってしまっているほどまで進行していた。 弁護士となった純は「渡辺拓海」と名乗り弁護士事務所を営んでいた。事務所の近くの食堂の女店主で、震災で命を落とした渡辺拓海の当時の彼女でもあり、純の事情を全て知っていた佐山梨沙子(香里奈)に助けてもらいながら、新たな人生を歩んでいた純。純のクライアントの一人、シングルマザーの不破唯(山本美月)を親身になって助ける純は、唯の一人娘・梢と3人で食事をするなど、徐々に関係を深めていたが、ある時から唯がひどく生活に困っていることを知る。

唯は娘・梢を預けている無認可保育園「まごころハウス」を経営する田辺真澄(長谷川京子)とその夫・元(金子ノブアキ)の夫婦から不当な高額料金を請求されていた。純は知り合いの医師・峰田に依頼し、唯と梢がともに住み込みで働けるところを見つけるが、その知らせを伝えに行った唯を訪ねた純は、アパートの部屋で唯が意識を失って倒れているのを発見する。支払いに追われ働き詰めだった唯の病状は思わしくなく、病名は急性の白血病。純は、涼介の捜査を受けた徳田から連絡を受け、逃げるか自首するか「選ぶ」時が来たと言われる。「お前にとって無理やと思う方はどっちや。お前が決めるんや」純は梢を連れ戻しに行くが、田辺夫妻から「委任状」がなければ梢を渡すことはできないと追い返され、その後唯から梢のことを頼むとお願いされたことから、唯が働いていたデリヘル店とまごころハウスの摘発を最後に弁護士を廃業、梢をまごころハウスから助け出し、二人だけの生活を始めることになる。

第2章 登場人物とキャスト

馬場純/渡辺拓海 ディーン・フジオカ
斎藤涼介 井浦新
不破唯 山本美月
不破梢 浅田芭路
田辺瑛里華 川島夕空
田辺真澄 長谷川京子
田辺元 金子ノブアキ
斎藤歌織 かたせ梨乃
佐山梨沙子 香里奈
永井翼 三村和敬
山本愛梨 甲田まひる
峰田院長 菅原大吉

第3章 2018~2019年|レ・ミゼラブル 終わりなき旅路

2018年。福島でリンゴ農家となり、梢(清原果耶)と共に暮らしていた馬場純は、徳田晢を名乗っていた。純は涼介の執拗な追跡を振り切り、職を転々としながらここまで生き抜いてきた。その頃梢は、大物政治家・碓氷太一郎(伊武雅刀)の孫で、東日本大震災で親友を亡くしたことをきっかけに政治家を目指すようになった碓氷慎(松下洸平)と知り合う。その後も交際を続け、結婚を視野に入れるようになった二人だったが、素性の知れない梢を不審がる太一郎は、二人の別れを促す。太一郎の事務所でスタッフとして働いていた田辺夫妻の娘・瑛里華(福田麻由子)は、慎に想いを寄せていたが、慎の交際相手が、かつて両親が経営していた保育園の梢だと気づく。盗んだ自転車を転売して生活をしていた田辺夫妻は、瑛里華からそのことを教えられ純に接触し、碓氷家に純の過去を全てをバラすと脅す。そんな田辺夫妻の闇ビジネス摘発に向かった涼介は、元から「馬場純が福島にいる」と教えられるが、夫を助けようとした真澄ともみ合いになり、元に銃で撃たれ意識を失い、証拠隠滅をはかった夫婦に生き埋めにされそうになる。元に呼び出され自転車工場を訪れた純は、地面に血痕を発見し、涼介を捜索。間一髪、田辺夫妻が生き埋めにしようとしていた涼介を助け出すのだった。 梢と慎の交際に反対していた純だったが、慎が劇症肝炎で倒れたことがきっかけで慎と話す機会を得、「目の前で親友の命を看取った」という慎との共通点を見つけ思いを変える。その後、臓器移植をできるのが純の血液型と同じRh マイナスO型だということが判明する。

こうして純は、太一郎に会いドナーになる意思があることを伝える。ドナー提供をするためには親族になる必要があったため、純は、自分が唯と家族になり、唯と慎が結婚するという二つの条件を出し、さらに純は。その後梢の前から姿を消すという約束もする。 「お母さんとお父さんと縁を切る」慎のドナーが、純であることを知り、両親から「患者が娘であっても、ドナーにはならない」と言われた瑛里華は、自分の人生を生きるために、二人とは関係のな人生を決意するのだった。 移植手術当日、病院を訪れ純を逮捕しようとしていた涼介の前に現れたのは徳田。徳田は、純が正当防衛で涼介の父親を殺してしまったこと、そして、逮捕される覚悟を持って娘が愛する男性に臓器を提供しようとしていること、そんな純を20年も追ってきた涼介なら、彼がどんな人間かわかるはずだと涼介に訴え、手術が終わるまでは待ってほしいと願いでる。 「こんな出会い方をしなければ、二人はかけがえのない友になっていたかもしれない」こうして慎の手術は成功し、その知らせと涼介が純を逮捕できなかったことは、徳田によって東京で食堂を続ける梨沙子にも伝えられる。 「自分が逃げたから、母を助けられず、それを認めることができなかったから、純を目の敵とすることで自分の本当の気持ちから目を背けてきた。」これまで自分の弱さを認められなかったために、敵を作り出していた。そう後悔をにじませる涼介に母・歌織は言う。「怖いからゆうて、目背けたらあかん」かつて自分が母親に言っていた言葉で励まされる涼介はただ、母の手を取って謝るしかなかった。 「梢と家族になることで、自分は生きる意味を知った。そう信じることができた。そんな梢が、新たに家族を作っていくことほど嬉しいことはない。」

こうして純は、手紙の残し梢の元を立ち去り、神戸で涼介に逮捕される。 「梢の父を家族として認めるか、私と縁を切るか」純と祖父があらかじめ約束していたことを知った慎は、すべての事情を知り、祖父・太一郎に強い覚悟を持ち言いよる。 「逃げる理由、自分を偽る理由がなくなった。馬場純として罪を償う。」そう伝える純に、涼介は「私もあなたを許さない、あなたも私の父親を許さなくていい。」と言って、逮捕を言い渡すのだった。

第3章 登場人物とキャスト

馬場純/渡辺拓海/徳田哲 ディーン・フジオカ
斎藤涼介 井浦新
不破梢 清原果耶
碓氷慎 松下洸平
碓氷太一郎 伊武雅刀
田辺瑛里華 福田麻由子
田辺真澄 長谷川京子
田辺元 金子ノブアキ
斎藤歌織 かたせ梨乃
佐山梨沙子 香里奈

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