採点システムを解説!「ユーリ!!! on ICE」第4話あらすじと感想!ネタバレあり

いつもお読みいただきありがとうございます。

「ユーリ!!! on ICE(ユーリオンアイス)」第4話の感想です!

本気の勇利がついに始動!

ユリオの「この姿でいられる時間は少ない」という言葉がとても美しく

それに触発されるように、勇利も「自信」を取り戻すべく

ヴィクトルのように、曲からすべての滑りをプロデュースすることを決意した回でした。

ネタバレも含みますので、まだ見てない方はご注意くださいね!

新登場の選手の紹介や、フィギュアスケートの採点システムの解説もしました。

まずは、今回の放送のあらすじを振り返ります。

「ユーリ!!! on ICE(ユーリオンアイス)」第4話あらすじネタバレ!FS曲「YURI on ICE」誕生!

寝坊をした勇利は、早速練習に励みますが、

自分に自信を持てないこと、ヴィクトルという存在の大きさから、

考え事をして自分の色が出せずにいました。

そんなときに、ヴィクトルがなぜ勇利のコーチをしに来たの

その理由を温泉の中で知ることになります。

その理由は「勇利の奏でる音楽に惹かれた」から。

https://twitter.com/_3600_vy/status/791142844367077376

勇利の滑る「ヴィクトル完コピ動画」を見た、ヴィクトルは、

勇利がその体で奏でるようなスケーティングに可能性を感じて

勇利となら「高難易度の演技」を完成することができる

その可能性を感じ、勇利のコーチをすることを決意したのでした。

それは、ヴィクトル自信が悩んでいた「観客にこれ以上驚きを与えられない」

という課題をクリアできるという狙いとも、一致していたのかもしれません。

そして、勇利はFSの曲を新たに作ることから始めます。

そのころ「温泉 on ICE」で勇利に負け、

ロシアで練習をしていたユリオ(ユーリ・プリセツキー)のもとに

元バレエダンサーのリリア・バラノフスカヤがコーチとして就任。

ユリオ自身も「温泉 on ICE」での戦いで、自分の実力をしり、生まれ変わるべく

「真のプリマ」になることを誓うのでした。

そんな中、FS曲の選定がなかなか進まない勇利

ヴィクトルのコーチングにもついていけず、いつしかヴィクトルを避けるようになっていました。

そんな中、ヴィクトルから「海に行こう」と誘われます。

そこで、今まで勇利の周りの家族や友人が、自分の心の中に踏み込まないで

勇利のことを信じて応援してくれたことに気づき

「ヴィクトルはヴィクトルでいてほしい」

という結論に達します。

そして、勇利は「すべてをスケートで返す」

と誓いヴィクトルにジャンプを教えてほしいと頼みます。

元々スタミナのある勇利は、演技の構成で後半に4回転トーループを持ってくるという、

難易度の高い演技構成を完成させ、友人に書き直してもらったFS曲

「YURI on ICE」と共に、曲のテーマを「僕についての愛」と決めて、練習に励みます。

そのころ、グランプリシリーズのアサインが発表され、

勇利は第三戦の中国大会第六戦のロシア大会にエントリーすることが決定。

しかし、前年度の全日本選手権を11位と落としていた勇利は、

国内地方大会の「中四国九州選手権」からの出発になりました。

勇利の周辺に起きた変化、何がそこにあったのか

失ったものをもう一度手繰り寄せることは出来ないけど

すべてが新鮮に、よく見えるようになった勇利。

ちょうどユリオが

「今のこの姿でいられる時間は短いから、すべてをかけて戦う」

という意気込みと同じように、

勇利自身にとって最後のシーズンとなるグランプリファイナルに向けて、決意を固めるのでした。

フィギュアスケートの採点システム

第4話ではフィギュアスケートの採点システムについて

解説していましたが、もう少し深堀してみます。

  1. ジャンプ、スピンなどの技術要素点(テクニカルエレメンツ=TES)
  2. 振付、曲の解釈などの演技構成(プログラムコンポーネンツ=PCS)

以上の二つを足して、減点を引いたものが

総合得点となる。

勇利の場合は、ジャンプなどのテクニカルエレメンツで得点が稼げなくても、

プログラムコンポーネンツで持ち返すというのが、今までのパターンだったということです。

例えば羽生結弦選手の場合、勇利とは逆に、テクニカルエレメンツが高く

2012年で91点。この時点で、ライバル選手より高い得点を出していたようです。

しかしその後、得点評価基準が変わったということもあるようですが

2015年のグランプリでは、120点まで得点を伸ばしていました。

ちなみに、テクニカルエレメンツのエレメンツ(要素)というのは、

国際スケート連盟(ISU)が規定するもので、シングルでは、

  • ジャンプ
  • スピン
  • ステップ&コレオシークエンス

というエレメンツが決められています。

コレオとは「振付」のことシークエンスとは「連続した順序のもの」といったような意味で、

レベルの判定は無く全て同じ基礎点が与えられる要素(エレメンツ)

[出典]

とされていて、

  • ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、スプレッド・イーグル、イナ・バウアー、ハイドロブレーディング、(リストに無い)繋ぎのジャンプ、スピン動作といったあらゆる種類の動きから構成される
  • シークエンスはスケーターの最初の動作で開始され、最後の動作で終了する。
  • シークエンスの形状の制約はないが、氷面を十分に活用したものでなければならない。
  • コレオグラフィックシークエンスには基礎値があり、ジャッジ(演技審判)のGOEのみで評価される。
  • この要件が満たされない場合には、シークエンスは無価値となる。

といった細かな判断基準が設けられています。

これ以上は話が煩雑になるので、興味をお持ちの方はこちらのサイトがわかりやすいと思いまうす。

これらの「テクニカルエレメンツ」に弱い勇利は、

  • 音楽を理解し、それに合った動き・表現がされているか
  • スケーティングの質やスピード
  • エレメンツの間の「つなぎ」と呼ばれる部分

などの「プログラムコンポーネンツ」

で得点を稼ぐという選手だったようです。

ちなみに「プログラムコンポーネンツ(演技構成)」がその得点に上限が設定されているのに対して、

「テクニカルエレメンツ(技術要素点)」には、上限がないため、羽生選手のような、

「テクニカルエレメンツ」が得意な選手は高得点が出やすい?と言えるのかもしれません。(違っていたらすみません)

ちなみに、羽生選手の特徴はこんなところにあるようです。(何を言っているのかわかりませんがw)

次は、第4話で登場した新キャラクターをご紹介!!

新キャラクター①リリア・バナノフスカヤ

元ボリショイバレエのプリンシパルで、ヤンコフコーチの元妻。

非常に礼儀や生活態度に厳しい。

ユリオに、プリンシパルではなく、女性バレエダンサー最高位のことを指す「プリマ」になるように要求する。

新キャラクター②ミラ・バビチェヴァ

これまでにもなんとなく出ていたミラですが4話で正式に登場。

世界ランク3位女子シングルの注目選手で、ユリオのリンクメイトの18歳。

他の女とデートをした彼氏だったホッケー選手と最近別れてフリー&欲求不満?

新キャラクター③チェレスティーノ・チャルディーニ

第1話で登場していた勇利の元コーチで、イタリア系アメリカ人のチェレスティーノ

「チャオチャオ」が口癖で、45歳。現在でも、デトロイトでコーチを続けているようです。

新キャラクター④ピチット・チェラノン

勇利のデトロイト時代のリンクメイトでルームメイト。

タイのバンコクにホームリンクを移し、チェレスティーノコーチのもと練習をしている。

SNS狂いで自撮りが大好き。

勇利のFS曲「YURI on ICE」を書いた音大生と友人。

5話でコーチデビューとなるヴィクトルと

予告動画で鼻血を垂らしている勇利が気になります!

それにしても、勇利のFS曲として流れる「YURI on ICE」が最高過ぎて

即効購入して、連日リピってます!

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